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特許の思想体系

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2005.06.13
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こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」の「特許出願はしたが、特許を取得することが難しい。(レベル4 その1)」についてです。

差異化へ、身につけるべき視点の参考にしてください。

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(あなた)「特許出願することはできたけど、なかなか登録されないんだよね」


(私)「1993年の特許出願(ちょっと古い)に対しての統計*1なのですが、

国内企業特許出願上位300社の業種別の審査請求率、登録率が公表されています。

それによると、出願上位300社合計の審査請求率*2は49.9%、請求登録率*3は60.5%です。

つまり、特許出願したもののうち、半分は審査請求し、残りの半分は取下げ(審査請求しないと自動的に取り下げたものとみなされます)。

そして、その審査請求したもののうち、60%は特許になった。

つまり、特許出願したもののうち、30%が特許になり、残りの50%は取り下げ(審査請求せず)、20%が拒絶査定ということになります。

ただし、業種によって、かなりバラツキがあります。

医薬品製造業のように審査請求率38.0%で、請求登録率62.3%のように、審査請求時に厳選して登録率を上げている業種もあれば、

サービス業内のその他(ソフトウェア業と自然科学研究所とが除かれたサービス業)では、審査請求率100.0%で、請求登録率22.2%という業種もあります*4。」


(あなた)「なるほど、自社が属している業種がどのような戦略で、自社がその中でどのような位置にいるのかがだいたいわかるということか。」



*1
 参考 http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/nenji/nenpou2004_pdf/toukei/02-22.pdf

*2
 審査請求率 = 請求件数 ÷ 出願件数

*3
 請求登録率 = 全登録件数 ÷ (全登録件数+拒絶査定件数+拒絶理由通知後の取下げ・放棄件数)

*4
件数が公開されていませんので、どれだけ意味のある数字かはわかりません。



キーワード 特許事務所、弁理士

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最終更新日  2005.06.13 11:34:21
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