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特許事務所からの転職!

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2012.01.31
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不景気になると、「大企業にばかり目を向けてはいけない。優良な中小企業だってある。中小・ベンチャーにも目を向けるべき。」という意見がもっともらしく叫ばれるのは先に述べた。
こういう意見を述べる人は、自分の子供にも同じこと言うのか疑問である。
自分自身は行きたくないと思っているのに、他人に中小企業を勧めることが美化されていると思う。

現在の勤務先に採用されたので辞退したのだが、今回の転職活動で従業員200人ほどの会社の内定を頂いた。
仮にA社とする。
A社は、現在の勤め先に比べると「小さい会社」ではある。
しかし、その業界ではシェアナンバーワンである。
ところが、一般には社名は知られていない。
A社に入社した場合、社名を言っても通じないので、いちいち説明しなければならない。
「そんな会社知らない」という顔をする相手に、「その分野でトップシェアなんだ」と顔を真っ赤にして説明する自分の姿が思い浮かんだ。
それと同時に思い浮かんだのは、「ブランド力のある会社に移りたい」という本音だ。
不景気時に中小やベンチャーに行くことを美化する人間が鼻息荒く反論してくるような動機であるが、そんなのは人の勝手だ。
誤って特許事務所に転職してしまう前は、誰でも知っている大企業に勤めていた

大企業のブランド力はよく分かっている。
大企業に戻りたい。
よって、A社に転職するには、今までの自分の価値観を覆すような「何か」が見つからなければ、入社してもふとした拍子に「やっぱり大企業に行きたい」という本音が頭をもたげるのは目に見えていた。
その本音は、いつしか転職したくなる理由へ繋がっていく。
A社から内定を貰ったこと自体は嬉しかった。
しかし、自分の価値観を覆すような「何か」は見つからなかった。

A社は年収こそは低くはなかったが、それはボーナスが多いからであった。
基本給を低く抑えてボーナスで調整するのは中小企業によくあることらしい。
A社の面接で社長が出てきた。
これも中小企業によくあることらしい。
大企業の場合は、最終面接で人事部長や役員が出ることはあっても社長が出てくることはない。
採用は採用担当に任せるものだ。
このように、中小企業ならではのことに複数出くわすと、A社がしょぼく見えて仕方なかった。

また転職活動を繰り返すようにはなりたくなかった。
申し訳ない気持ちはもちろんあったが、A社の内定は辞退した。
なお、A社は大手転職エージェント経由での応募であった。
しかし、転職エージェントの担当者もムリにA社への入社を勧めることはしなかった。
その点はありがたかったと思う。





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Last updated  2012.01.31 23:16:53
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