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さて、先週宮崎駿の最新作君たちはどう生きるかのアニメが公開されました。
どうやらさまざまな意見が出ているようですが。
つかみどころが無いアニメみたいですね。
そこで君たちはどう生きるかの原作を4月に買って読みました。
読まなくてもいいかなって思ったけど、とりあえず気になった個所があったので買いました。

あ、どうやら君たちはどう生きるかとアニメは関係ないみたいです。
題名がただ君たちはどう生きるからしい。
観てないから正確なところは分かりませんが。
そもそもなぜ鳥が出て来るのか。
鳥なって出て来たかな？

私には、鳥がガッチャマンに見えてしょうがない。

宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』公開4日間で興行収入21・4億円 「千と千尋の神隠し」の初動上回る
https://news.yahoo.co.jp/articles/99f66f5bed1c8aa9bec2c4dfd2acfe82a3b4378f

宣伝を一切やってなかったと思うんで知らないかった人も多いかと思いますが、どうやらそこそこ成功しているみたいです。
この後どう伸びるか知りませんが。

で、話は原作に移りますが。
原作で最初の方にこんな話があります。
ものの見方、主観と客観に付いてです。

この主観と客観を分けられない人が多いのが現実なのです。この部分は、主観にとらわれる事に関して書かれています。
それはこんな事です。

しかし、大人になるとこういう考え方をするというのは、実は、ごく大体だのことに過ぎないんだ。人間がとかく自分を中心として、ものごとを考えたり、判断するという性質は、大人の間にもまだまだ根深く残っている。

いや、君が大人になるとわかるけれど、こういう自分中心の考え方を抜けきっているという人は、広い世の中にも、実にまれなのだ。殊に、損得にかかわることになると、自分を離れて正しく判断してゆくということは、非常にむずかしいことで、こういうことについてすら、コペルニクス風の考え方のできる人は、非常に偉い人といっていい。たいがいの人が、手前勝手の考え方におちいって、ものの真相がわからなくなり、自分に都合のよいことだけをみてゆこうとするものなんだ。

政治家が特に自分の利益中心に物事を考えているので、国民の不満を理解できないのが原因でしょう。
もちろん官僚もそうです。
我々は、政治家、官僚の行動を特に注意してみていかないといけません。

あなたも物事を主観で考えていませんか？
物事の判断を誤る可能性があります。
なるべく客観的に物事を見る訓練をする必要があります。


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