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テーマ:心のかたち、人のかたち(941)
カテゴリ:抱っこ法
抱っこ法のセッションでは お子さんの「泣き」という表現を励まし、 溜まった感情を 「泣く」ということを通して解放していきます。 お母さんとお子さんの間に見えないパイプがあるとして、 お互いに溜まった感情を抱えたままだと、 このパイプが詰まった状態という感じです。 このパイプがつまったままだと、、、 「大好きよ。あなたが大事よ。かわいいよ」と 伝えたとしても、うまく伝わらず、 (スネたり、意地を張ったりで受け取らない) 「ママお願い」ということや 「ママ、ぼく○○が嫌なんだよ」ということも伝わりにくい。 (もぉ!ママだって大変なのよ。言うこと聴いてよ!など) このパイプを詰まらせているモヤモヤが、 私たちにとって(母にも子にも) 実はとても大事な言い分。 なのに、表現されずにしまわれているために お互いの心のつかえになってしまい、 母子が近づくのに邪魔になることがある この状態にご自分があるかどうかは お子さんを授乳時のように横抱きにしてみると わかります。 目を逸らしたり、身体を突っ張らせたり、 足をバタバタさせたり、手を口に持っていったり、 おっぱいをほしがったり、必死で降りようとしたり。 または一見反応がないようでも 体の重さを感じられなかったりするかもしれません。 母に身を預けられない状態、ゆったり抱かれない状態に あるのなら、何か胸につかえがあるかもしれません。 そのような状態にあるお子さんを 横抱きのまま抱きとめていくと 腕の中で暴れます。 ひとしきり腕の中で、身体での発散をうけとめる。 スッキリし身体の力が抜けるまでつきあう。 抱っこ法セッションで行われることは 母子の信頼の回復だったり、 情緒発達すべての基礎、土台作りだったりします。 ですが、最近、 セッションにいらっしゃるお子さんの中には 泣きが強く、身体を緩めることを 頑なに拒むお子さんが多くいらっしゃいます。 セッションの中で、いろいろと慰めても その慰めを受け入れないというか、 あなたが大事だよ。ずっと大事にするよ。 生まれてくれてありがとう。 などと、毎回いくら伝えても 緩まないお子さんが多いのです。 「あなたは大事にされてるよ。 ママはこんなに大事にしてるじゃない。 そのことだけはわかってほしいんだ」 それでも、どうしても緩まない子。 まるで、自分は丸ごと大事にされている ということを受け入れない。 そう決めているかのようです・・・。 どうしてなのか??? 抱っこ法にいらっしゃる親子さんは、 お子さんの問題を抱えているようで、実は、 子どもを持つことで必然的に始まる、 母の「育ちなおし」が大変キツイということ だったりします。 母の生い立ちや、母自身の思い残しに関わるヒーリング、 抱っこ法では、それが可能だと私は思っています。 親子(特に母子)は、いつでも共鳴しやすく、 鏡の状態になっていることが多いものです。 ですから、受け取り下手なお子さんは どこかお母さんのパターンの名残りを見せているのかもしれないし、 または、まだ気づいていないお母さんのパターンを 表しているのかもしれない。 でも、、、 私は思うのです 例え、何かの生きづらさを抱えていたとしても、 障がいを持っていても、いなくても、、、 意地っ張りな性格、頑固さ、表現下手だって、 いろんな人が抱えたまま大人になるでしょう。 または、どうしても簡単には解決しない心配事だって 持っているかもしれない。 それは、もしかしたら、 墓場まで持っていかなきゃいけない 大きな問題なのかもしれない。 けど、それを持って生きるのが人間 だから、それらを持っているからって、 楽しいこと楽しいと、 美味しいものを美味しいと、 嬉しいことを嬉しいと、 感じる、表現する、受け取るということを半分にすることなんてない!! それらを持ちながら生きるのも人生。 でも、また別の側面では 100%楽しむ。 100%嬉しいって感じる。 100%美味しい♪って食べる。 それができるはずだと思いませんか? これは、私が強く確信していること。 子どもにも、何度となく伝えてあります。 セッションの中でも、もっときちんと お伝えてしていこうと思います♪ 幸せを受け取るには、受け取ると「決める」こと。 まずは、ここから。。。です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 11, 2009 09:45:16 AM
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