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カテゴリ:抱っこ法
今日は、4件のセッションがありました。
通常は日に3件のご予約をお受けするのですが、 今日は、どうしてもとおっしゃる方がいらっしゃいましたので。 卒乳のためのセッションです。 日に日に「卒乳」のセッションについての お問い合わせが多くなるのが、この時期。 春と秋が卒乳の時期としてはよいとされています。 昔は、おっぱいに辛子を塗ったとか、 三日三晩泣かせればいいんだとか、 そんなふうに卒乳を超えたそうですが、 私は「卒乳」をあなどれないと思っていて、 おっぱいを飲まなくなる、だけが卒乳ではなく (それなら辛子を塗ってもいいのでしょうが) 今までおっぱいで解決してきた母子間のやりとりを 新しいやりとりに移行させていくことで 重要だと思っています。 うちの子、あんまりおっぱいに執着していなかったから大丈夫、 あまり泣かなかったから大丈夫みたい、 と思っている人も多いかもしれませんが、 十中八九・・・ いえいえ、たぶん100%、 それはあり得ないと思います。 卒乳を試みるとき、 子どもは、今まで頼りにしていたおっぱいが なくなるという寂しさや不安を抱きます。 また一方では、がんばって成功させたい という向上心も持っていて、 その二つの気持ちの間で葛藤しながら その日を迎えます。 寂しさや不安を克服できずに 無理やりその日を迎えるより、 どっちの気持ちも大事にするよと お母さんに励まされながら、 その日を迎えたいものです。 しかし、成功の条件としては がんばって成功させたいという気持ちが 勝っていることが大切です。 当日は、「やっぱり寂しいよ」とか 「こんなに飲みたくなっちゃうなんて~」とか 「これからどうなるの~?」とか、 たくさんの気持ちを 心おきなく吐き出せるように(子) それをおおらかに聴けるように(母) ココロの準備をしておくとよいでしょう。 Peaceful Heartでは 卒乳の前後にセッションを入れていくのを おすすめしています。 今日のママもセッション終了時には 今までは、 あまり泣かずにうまくいってほしいと思っていたけど、 こんなふうに泣きながらのほうが自然でうまくいく とわかってよかったとおっしゃっていました。 そして、卒乳の当日に もう一度セッションをご希望されています。 たくさんの大事な言い分を聴いてあげて ちゃんとバイバイできるように導いてあげる そんな卒乳を超えた母子の新しい関係性は おっぱいがあったときよりも深まります。 ちょっとやそっとのことじゃ~切れたり折れたりしない絆に。 Peaceful Heartでは、 成功する卒乳&卒乳を機に始まる新しい関係性を サポートしたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 14, 2009 05:05:07 AM
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