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カテゴリ:抱っこ法
それは『ぬくもり』だと、最近強く確信しています。
抱っこ法というと横抱き。 そして、泣く。 というのが本からも、また体験していただいた方からも 伝わっていることと思います。 人間の、嘘をつけない表現として 「泣く」という感情表現は存在すると思いますし、 泣きたい時に、泣きたいように、泣きたいだけ 泣けたら、ほとんどの問題は問題ではなくなり、 ストレスを抱える必要もなく生きていけるでしょう。 しかし、 ストレスを抱えるのが人間であり、 そのストレスと向き合うことで成長するのが人間であり、 そういう体験が他人に優しくできる元になったり。 ですから、 「泣く」のは、やはり大事ですね でも最近、抱っこ法ホルダーの間では その「泣く」ということを目標に進めていくということは しなくなっています。 私のセッションでも、 泣けるなら(泣きたそうなら)泣くお手伝いを、 泣きたくないなら(泣くのに苦労するなら)泣かない方法で 緩めていくことにしています 泣いたら緩むと思っていた頃は (…泣かねば緩まないと思っていたかも) 泣いてもらうことに集中していたので 結局泣けなかったりすると、 何もできなかったように感じたり 親子に申し訳なく感じたり お代をいただきづらいな~と思ったりしていました その頃のセッションを受けてくださった方々に 勉強させていただきながら(ありがとうございます) 今は、泣くというお付き合いではないと判断する時には、 縦抱きにしてもらいます。 ママの胸とお子さんの胸がぴったり合うように。 言い分のある子、普段うまく表現できていない子は ママの腕の中で落ち着いていられません。 または「おいで」の誘いすら嫌がります お腹すいたとか、 お外行くとか、 おっぱい!とか、 ママあのね…と話し出したり、 大好きなママが抱っこしようねと優しく誘う時に ゆったりと受け入れ「嬉しいな」とならなければね。 こんな時にぴったりできないとするならば・・・ 子どもに、何か困ったことが起きた時 上手に伝えて来れるはずがありません。 皆さんもお子さんとやってみるとわかりますよ☆ 一瞬の抱っこではなく、 ぴったりとして、しばらくじっといられることが大事です。 お互いの間に何か大切なものが行き交うような、 離れた後、お互いが元気になっているような、 その後しばらくは、幸せがそばにあるような抱っこです。 セッションの中でも、 そんな抱っこになるまでお手伝いします。 騒ぐ気持ちがあると 身体が正直に表現します。 降りようとしたり、立ち上がろうとしたりするのですが、 その力と張り合い、身体の言い分を受け止め、 力が抜け、ゆったりとぴったりとできる やりとりをサポートしていきます。 その瞬間には、本当に 言葉なんていらないんだと 私たちって言葉がほしいんじゃないんだと 毎回、感動します 言葉が遣えるようになると 私たち親は「ちゃんと分かるように話しなさい」 と言いますが、 大事なのはいつでも、 言葉にならない部分の気持ちなのです。 その気持ちを大事にするには、 言葉じゃなくぬくもりです このぬくもりは大きくなっても必要です。 我が家の次男5年生は、毎日何度か 私の腕の中に収まりますし、 中1の長女も週に何度かぎゅ~っと抱かれます。 さすがに 高1の長男を抱き締めるわけにはいきませんが それでも、何かの時に 背中に手を置きじ~っとしていたりします。 それを受け入れてもらえると 何より、私たち大人が癒されますよ 相手がいてこそ感じられるぬくもり・・・ (慣れてくればいなくても体験できます) 親子ならいつでも体験していたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 24, 2009 07:01:51 PM
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