伊達市梁川町・やながわ希望の森公園の睡蓮
逆光に輝く睡蓮 (クリックでアルバムへ)去年撮影分はこちらからどうぞ。桑折のアヤメ園を後にした私達は、伊達市梁川町にある、やながわ希望の森公園へと車を走らせた。やながわ希望の森公園は、昭和60年4月、旧梁川町の町村合併30周年を記念してオープンした森林公園で、約37ヘクタールの敷地にはSL(蒸気機関車)、フィールドアスレチック、ゲートボール場、宿泊施設のモンタナロッジなどがあり、老若男女が楽しめる野外スポットになっている。また、お花見、紅葉狩り、野鳥観察など、四季折々の自然が楽しめ、約2ヘクタールの山・さくらの森には、6種類2,000本もの桜が植えられ、管理事務所から営火場までの山の斜面1,500平方メートルには、4種類2,000本のツツジが植えられており、ミツバツツジ、アブラツツジ、サラサドウダンなどの、珍しい種類もあるという。湿性植物園にはザゼンソウや水芭蕉、コウボネ、睡蓮、蓮などが植えられており、写真愛好家の隠れた撮影スポットにもなっている。●伊達市観光ポータルサイト「だてめがね」より ⇒ やながわ希望の森公園●ふくしま拠点まちづくりホームページより⇒ やながわ希望の森公園私達もその睡連や蓮を撮りたくて、15日に希望の森公園を訪れた訳だが、睡蓮やコウボネは咲いていたものの、蓮の方は漸く葉が出始めたばかりだった。撮影しようと湿地に近づくと、“キャッ!”とまるで人間のように驚き叫んで、カエルが水の中へ飛び込んだ。そのカエルだけでなく、他にも何匹かそういうカエルがいたので、両生類でも我々霊長類のような反応をするのだと、目から鱗のような気分だった。咲いて間もない睡蓮は汚れなく美しいが、恐らく咲いて時間が経ったものと思われるものは、アブラムシのような小さな虫がたくさん付いて、折角の花が台無しだった。近くだとそれが見えるので避けて撮ったが、遠くにあるのは、撮るまで分からず、撮ったものを確認してみて、ビッシリと付いていたりするとがっかりだった。去年まではピンク色の睡蓮が好きだったが、今年は汚れのない、純白の輝きが気に入って、白も良いなと思うようになった。逆光で見た白の睡蓮の綺麗なこと・・・極楽で咲いている花は、きっとあんな花なんだろうな・・・他にもニッコウキスゲも咲いていたので、撮影しようと近寄ってみたら、これもビッシリアブラムシ・・・・・うへぇてんとう虫がいたら、お腹いっぱいに食べられるのにねw一頻り撮った後は、車に戻ってお握りをぱくついた。木陰に停めてドアを開けていると、自然の風が入って来てとても涼しかった。その日は湿度も余りなかったので、木陰に入っただけで、とても涼しかった。ギラギラの太陽が出ていても、湿度がなければ、暑さもそれほど苦にならない。でも、悲しいかな、福島は山に囲まれて盆地になっているので、暑いこと暑いこと、ムシムシムンムン、夏が苦手な私には過酷な季節な訳で・・・昼食を済ませ、クッキーなどを食べて暫し休んだら、次なる場所へと車を走らせた。さて、その場所とは・・・(続く)