◎さんかれあ第12話「あの瞬間…俺は…」

2012年07月06日

｜あのキモイ親父からレアを預かることになった。
｜嬉しさより、責任の重さを実感している。

Δ
メロ：アジサイの葉のおしたし、炒め物、煮汁。
：やれるだけのことはやたのだが、限界を感じている。
父：おいしいのか？
レア：一人で食事したほうがいいですね。
Щ
チヒ：黙っててくれるのは皆優しいから、家族だからだ。
：人一人面度みるのは大変なんだな。ましてやゾンビとなると。
ξ川
チヒ：もっと色んなところに連れて行ってやりたいんだけどな。
　レア：楽しいです。
　：あした、花火大会があるんですね。
：俺行ったことないけど。
　：一度、したから見てみたいと思っていたんです。
：行くか。花火大会なら夜だし。
･･･
Δ
チヒ；防腐剤、色々調べてみても有効な手立てはみつからない。
；頼りにできるのは爺ちゃんだけなのだが。どうすりゃ、レアを守ってあげられるのだろう。
　メロ：レアどの、学校には
：健康の問題だ。
〓翌日
｜花火大会は雨で潰れてしまった。
レア：もしいなくなってなかったら、来年連れて行ってください。
Ω
ヤス：フルヤ、サンジョの女子を脳内変換してるんだよな。
ワン：こら！お姉さんに話してみろって！
※オッパイが当たってる。
ワン：花火大会ね。私も楽しみにしてたよ。チヒロと行く気マンマンでさ。
：じゃあさ、小さい花火大会やろうか。
Δ
チヒ：ただいま。なにやってんだよ。昼間に掃除って。
　レア：大丈夫ですよ、曇りだし。
：俺たちだけで花火大会やろうぜ。
　メロ：花火など久しくやっていらなんだ。
　レア：ワンコさん来られるんですか。

Θ夕方
→ワンコがやってくる。
ワン：帯とか締めても平気かな？
　レア：平気です。
　：ワンコさんは、フルヤさんと仲がいいんですよね。
：幼馴染だからね。
：あいつ、花火なんか興味ないはずなのに。レアちゃんが喜ぶと思ったんだよ。
：おわったよ。こっちむいてみて。
：全然違和感ないよね、本当は死んでないんじゃないの？
　：そんなことないですよ。そんなに時間はないんです。体も痛んできてますし。
：大丈夫だって、アジサイが効いてるんじゃない。
　：ずっとだと迷惑だろうし。ワンコさんはフルヤ君のことが。
：好きだよ。あなたは？
　：だいそれたことは。
：じゃあいいんあ。私が独り占めしても。
　：それはそれでいいと。
：何遠慮してるのよ、時間がないなら後悔しないように生きなきゃ！
　：私もう死んでますけど。
：ドロドロしたの得意じゃないんだ。私は私、あなたはあなただから。私は負けないってだけ。
･･･
→花火する
　レア：今は小さな花火のほうが素敵だと思います。　
Δサンカ家
レア：ただいま。学校に戻ります。荷物をとりにきました。
　アリ：学校に戻るんですって。どのツラ下げて？
：退学ですか？
　：何もするなって言われてるわ。
　：用事がすんだらでていて。
：失礼します。
＝道
　レア：本当にいいんですか？嬉しいです。
　：ちょっとさびしかったんです。
チヒ：約束してくれよ、気をつけるって。
Π廃屋
：できるだけ長くいて欲しいと思ってる。
　：後悔したくないんです。やれるだけのことはやっておかないと。
→レアが襲ってきて血をすわれる。
｜あの瞬間、幸福と不幸を分け合ったと思ったんだ。
※二期あるな。

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