|
テーマ:将棋について(1290)
カテゴリ:詰将棋・フェアリー・作図
『ばか詰』という分野が生まれた事によって通常の詰将棋の事を『かしこ詰』という呼び方をする事もあるようです。居飛車穴熊の史上最強の囲いと言う人もいる『ビッグ4』と呼ばれる囲いをテーマにした、ばか詰・かしこ詰の3作をちょっと紹介してみます。
<ばか詰 9手> ▲2一龍 △同 玉 ▲1三桂 △同 金 ▲3一金 △2二玉 ▲3二金 △1一玉 ▲2一金打 まで9手 ばか詰はよく分からない人も多いと思うので正解手順を書きます。迂回すればいくらでも詰ませる方法はあるでしょうが、9手という条件ならこうなります。馬鹿馬鹿しいようですがこれが唯一の正解という事です。作者は・・・忘れました。 これは、かしこ詰です。普通の詰将棋なので玉方も最善の逃げ方をします。初手と3手目はこれしかないという手ですが・・・山田康平氏作。 これも、かしこ詰ですが・・・なんと逆のビッグ4です。1九に居るのは先手の玉ではなく後手の玉で、先手の駒にすっかりビッグ4の形に囲まれています。実戦ではまず有り得ない形です。これも初手は決まっています。そこから必然手の連続で手を続けていけば、ほぐれてきて自然に詰むでしょう。筒井浩実氏作。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.12 15:26:58
コメント(0) | コメントを書く
[詰将棋・フェアリー・作図] カテゴリの最新記事
|