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2017.02.16
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カテゴリ:その他
この話については言葉を選ばなくてはいけませんが……

 昔の林葉さんの失踪事件の時の事を思い出しました。たしか田丸九段だったと思いますが
「林葉さんは、お金に困っていた」
 とTVの会見で言っていました。

 一体この発言は何なんだろう? と首を傾げるような言葉でした。そんな事をわざわざ言う事に一体何の意味があるのだろう? と。

 どうも連盟の発表の仕方というのは、昔からおかしな所があるのです。
 最近で言えば、藤井聡太四段のデビュー戦についてです。加藤一二三九段との対戦が決まって、抽選した、とわざわざ発表しているのです。

 個人的にこの対戦は「連盟からの最高のクリスマスプレゼントだ」とも思いました。
 別に作為でもいいじゃないか、と思えました。
 とにかく、わざわざ抽選した旨を発表する意味が分からない。
 昔からマスコミ対応が下手くそというか、しなくてもいい事をわざわざやる。自ら墓穴を掘るような事を平気でやっているように思えます。

 さて、三浦九段の件についてですが……

 当初は、ソフト使用の不正の疑いが持たれた事、三浦九段に休場届を出すように言った事、それが期限までに提出されなかったために年内出場停止の処分をした事、連盟はこれ以上の追及はしない(方針でしたっけ?)、といった事が発表されました。

 ちょっと記憶が曖昧な所はあるのですが……大方はこんな感じだったと思います。

 今にして思えば、どうもこの時点で結末が見えていたような気がします……
 連盟のやり方は、スタート地点から間違っていたように思います。

 当初、連盟は三浦九段を守ろうとしていたのだと思います。
 しかし全然守れていなかった、と思います。
 スポンサーに対する信用問題も発生させ、余計に世間の注目を集めてしまいました。

 その全ての原因は「ソフト使用不正の疑い」という発表をした事にあります。

 これは三浦九段一人の問題では済まない事でした。
 ソフトが強くなった今、これは常に起こり得る問題、絶対にぬぐい去る事の出来ない問題。
 誰にでも有り得る事であり、疑い出せばキリのない問題です。

 三浦九段のようなトップ棋士にこのような疑惑が生じた事自体が非常にショッキングでした。このような不正は「底辺棋士のやるような事だ」というのが棋界雀の噂するような考え方ですが。いずれにせよ「あいつもやってる」だとか笑い事では済ませられない問題です。カンニングして指すような将棋でどうして対局料をもらう事が出来るのでしょうか?

 まあ他の世界でも八百長問題だとか、どうしても防ぎようのない不正まがいの出来事はありますが。

 とにかく「ソフトによる不正」という言葉を出してしまっては、もはやそれ以降の噂の広がりを止める事は出来ません。
 これではいくら連盟が寛大な措置を施したつもりでも、三浦九段があらゆる方面から疑いの目を向けられるのは必定でした。

 連盟としては竜王戦7番勝負の開幕を直前にしての焦りがあったのでしょう。疑いが晴れない限りは挑戦者の交代を前提としていた。そして強引に話を持っていった。

 だけど、不正防止策を完璧に施せば問題はなかったように思います。逆にそれが出来ないようではおかしいと思います。

 連盟が本気で三浦九段を守るのだったら、「ソフト不正の疑い」の発表をしなければよかったのです。ソフトのソの字も出してはいけない。あんな発表をしたから誰もが知る問題となった。あの発表がなければ、誰も知らなかったのです。
 体調不良だとか、別の理由を付ければよかったのです。

 逆に「ソフト」という言葉を出すからには、これはもう本気で三浦九段を追放、除名処分にするくらいの覚悟が必要でした。

 勿論、完全に黒としての証拠を掴んだ上でです。
 これは当然です。

 人一人の人生がかかっている事です。
 心を鬼にしての本気の勝負です。本当に黒の言い逃れの出来ない完全な証拠を掴んでから処分をしなくてはなりません。
(もしそうしていたら、結果はどうなっていたか……それは分かりません)

 ソフトという言葉を出さない、出すからには厳格な処分、この二択しかなかったと思います。

 ところが連盟のやり方は中途半端かつ余計な発表をしてしまいました。
 (ソフト不正の疑いがあったため)休場届を出すよう求めて、(急な期限を設けて)期限が過ぎた、だから(竜王戦に出させないため)年内出場停止。

 これで世の中の人々が納得すると思ったのでしょうか?
 これでほとぼりが冷めるまで待つつもりだったのでしょうが、全くもって甘い目論見でした。

 三浦九段やその周囲には好奇の目が、本気の非難が向けられる。守るどころか、大変な目に遭わせてしまいました。これでは三浦九段も反撃せざるを得ないでしょう。

 連盟としては三浦九段との意思の疎通が上手くいっていなかったように思います。丸く治めるつもりが、思わぬ反撃を受けてしまった、という感じではないでしょうか。
 こうして妙な対立の図式が生まれたのだと思います。

 この話は、特に以下の話には一部の噂と僕の推測を混ぜたものが含まれます。100%正しいものとは限りません。

 ……書いてる時間がなくなったので、続きは後日にしたいと思います。





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Last updated  2017.02.18 09:29:17
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