「虹色ほたる ~永遠の夏休み~」感想
「虹色ほたる ~永遠の夏休み~」を映画館で観てきました♪東映アニメーションによる劇場用作品です。原作は、ウェブサイトでの連載が人気を呼び出版された川口雅幸氏による小説。 絵柄がシンプルなので、小さなお子さんが楽しめるような作品かと想像して観てみたら、人間性の内面に迫るようなテーマが盛り込まれ、意外と大人向けな内容の作品でした。まるで絵コンテの絵をそのまま拡大コピーしたような、そしてほとんど肌に影もついてないような、一見あっさりし過ぎなキャラクターの作画が印象的でありますが、レイアウトがしっかりされているせいか、劇場のおおきなスクリーンでも耐えられる画面構成になっているのは、さすがだと思いました!共に過ごす時間の大切さや素晴らしさや、死生観など、テレビ作品では作りにくそうな繊細なテーマが盛り込まれ、映画でしか作れない、まさに映画らしい映画、といった作品ではないかと思います。物語も後半は一気に気持ちが盛り上がり、観終わった後もいつまでも感動が胸に残った良い作品でした。全体的な評価は、星4つ ★★★★☆と、させていただきます☆「虹色ほたる ~永遠の夏休み~」 ストーリー夏休みに入り、小学校6年生のユウタは、一人でダムのそばの山里に昆虫採集にやって来る。そこは交通事故で亡くなった父親とよくカブトムシを探しに来た二人の思い出の場所で、彼はそこで不思議な老人と出会い飲み物を分け与える。やがてユウタは突然の豪雨で足をすくわれ意識を失い、目を覚ますと30年以上前の村にタイムスリップしていた...。虹色ほたる ~永遠の夏休み~ 解説と感想映画館で見たい映画