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テーマ:仕事しごとシゴト(23327)
カテゴリ:翻訳者への道
英語が好きで通訳や翻訳の仕事をしたいと思っている人はたくさんいらっしゃると思いますが、 みなさん、仕事をするようになっても英語は好きなままなんでしょうか? 私は、仕事を始める前から、というか、 仕事をするための勉強を始めた頃から、英語が好きだとは思っていません。 好きとか嫌いとか、そういう感覚のものではなくなっています。 もちろん英語が好きという気持ちが最初にあったからこそ この世界に足を踏み入れたわけですが、 それを仕事とするからには、 自分にとって嫌な面、不都合な面にも向き合わざるを得ません。 相手(英語)は自分の都合に合わせてくれませんから。 人間関係と同じで、好きな面だけ見て、 嫌な面を見てみぬ振りをしたり、 無理やり自分の都合に合わせさせたりするというのは、 その相手を100%受け止めていないというか、 その存在をきちんと認めていないことになりますよね。 語学にもそれが当てはまるのではないかと思います。 「好きな英語で仕事がしたい」 という人は、たくさんいらっしゃるでしょうし、 実際、そういう方にたくさん出会ってきましたが、 まさに「好きな英語」で仕事はしたくても、 「嫌いな英語」に出くわすと、その部分からだけ目をそむけてしまう人、 結構いらっしゃるようです。 好きなんだったら、とことん向き合って、全部受け止める。 それが本当の「好き」っていうことじゃないの? って思うんですが。 特に、それで人からお金をもらうのなら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月15日 12時04分00秒
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