テーマ:仮面ライダー響鬼(317)
カテゴリ:アニメ・特撮
↑五月書房刊 片岡力著 「仮面ライダー響鬼」の事情 タイトルに惹かれて読んでみました。 ヒーロー番組が製作される過程をこういう形で見学(?)出来るとは 思っていませんでしたので、大変興味深い内容でした。 「変身忍者 嵐」のリメイクが政治的な理由で「仮面ライダー」 に変化する経緯、PL法の影響による玩具開発ペースの変化、 シノプシスに対する学芸チーム(筆者)のこだわりなど、 いままで見ることが無かった部分を、ここまで文章にすることは かなりの決断を必要とすることは、想像に難くありません。 ただ、「自分のアイデアが採用されないのでヘソを曲げている」 (本文より引用、高寺Pが筆者を文芸チームから解顧した理由) ような印象を受ける内容が散見されたこともまた、正直なところ。 端的に言えば「木(ヒーロー)を見て森(番組)を見ず」というところでしょうか。 瑣末な箇所にこだわりすぎて、本質の部分を見失ってしまわれた 感が見受けられます。 いわゆる「暴露本」ではないのでスキャンダラスな内容を 期待されると肩透かしを食らいますが、「TV番組の製作過程」 として読むと大変楽しめる本と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 15, 2007 10:53:39 PM
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