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カテゴリ:西オーストラリア州パースの旅と暮らし
西オーストラリア州の鳥ブラックスワンは当地の地理歴史にも関わりがあり、同州最初の総監で、1829年にイギリスによる当地占拠を宣言したジェームス.スターリン大佐は、現在パース都市部中央を流れる川を、曲がりくねる形状と、ブラックスワンの多さより、その川をスワンリバーを命名したそうです。入植当時、スターリン大佐は連日ブラックスワンのローストを食していたそうです。野生生物の保護法が制定された現在では、そのような料理は存在しません。更に保護の名目より、ブラックスワンへの餌付けも禁じられています。 ブラックスワンが紹介されるまで、ヨーロッパ人にとって“黒い白鳥”は空想上の鳥であり、多くのヨーロッパ人にとっては驚きと共に疑いもあったようです。“黒い白鳥”はバレエ白鳥の湖に悪役として登場しますが、これはブラックスワンの存在を知る以前の架空上の鳥で、当時のヨーロッパでの“ブラック=悪”という認識に由来するのでしょう。 更に、人伝えに聞いた話なので不確実ですが、イギリス人入植当初は現スワンリバーを“ブラックスワンリバー”と命名する案が出されたものの、差別的ニュアンス“ブラック”の使用に消極的であった為に、この川はスワンリバーと命名されたとも言われています。 私が来豪した当時はブラックスワンをスワンリバーで見かけることはありませんでした、一方でパース市内より車で10分ほど北西のレークモンガー(モンガー湖)に多く見られました。しかしながら、現在では、パース、サウスパース、バーズウッド等のスワンリバー沿いでも見られるようになりました。ひとえに民間と行政による自然保護の努力の結果なのでしょう。 写真はだいぶ大きくなったブラックスワンの子供で、人間なら中学生くらいでしょうね。 ブログ同様にPetitCommerceホームページのご愛読も宜しくお願い致します。 - パースの週間天気予報と予想最高気温 ー 日)雨22℃、月)晴20℃、火)晴22℃、水)晴23℃ Australian Government Bureau of Meteorologyより MyWay>自分を見つめて 海外移住談)“ゆーいち太負けてたまるか” ではホテル学校留学に始まり、海外就職、大学院、永住、そして起業に至るまでを綴りました。 Health>心と身体の健康 健康コラム) お家でフィットネス 腹筋 Holiday>パースを歩く(エコ旅案内) 公園の紹介) Heirisson Island ヘイリソン アイランド Diet>健康的に食べる ダイエット) ヨーグルトを食べて体脂肪を減らしてませんか WA>西オーストラリア州について 基本情報) 地理、歴史、政治経済、姉妹都市一覧等のデータをまとめました English(英語)de(で)Healthy(ヘルシー)! 健康関連情報を英語を交えて紹介する健康+英語の欲張り学習メルマガです。
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