私は「吉田カバン一筋」という訳ではない
『プチおた』は昔っからのカバン好きで、「おまえはカバン屋するつもりか?」がいつもの親の口ぐせだった。元々アウトドア・ブランドが好きでモンベルなんかのダッフルバッグは今も健在である。その中でパックの○○○○○を謳っているメーカーがある。値段は少々高めだがデザイン・色とも申し分なく色々な種類のバッグを買い漁った。どれも使い勝手がよく「サスガ」と思っていたものだがしばらく使うと、どうも変な臭いがする。バッグに顔を突っ込むと「グエッ」となるような下品な臭い。全てのバッグが全く同じ臭い。コーティングの問題なのか?、はたまた保管方法が悪いのか?いずれにしろ全て処分した。続いて、これも有名な高級ブランドのバッグ価格10数万円のショルダーバッグ作りは申し分ないし、持ってるだけで満足感も味わえるがこのバッグ、わずか2年ほど使用した時点でポケットにいれた物がすべて黒ずんでしまう。ポケットに手を入れるとベトベト感がある。やがては表面までがベトベトしてきた。こちらもコーティングに問題あり。と思うのだがわずか2年で使い物にならなくなってしまった。そんな時、出会ったのが「吉田カバン・ライナー」雑誌で見つけて、ショップガイドを頼りに店頭に赴き購入した。その時、店員さんに、しつこく聞いたのが「表面のコーティングは溶けないか?」よっぽど前のバッグがショックだったのかビニール・コーティングに異常に警戒した覚えがある。その時の店員さんの言葉は印象的だった。「僕も、このカバン使ってますけど別に問題はないですね」「ただ、カバンの角は擦り切れますよ」価格は \13,000也ダメ元で買ったカバンが、まもなく7年目。まだまだ使えそう。今では、カバンを探すときは、まず吉田カバンのラインナップに目を通す。値段は少々高い。と感じる時もあるが何年使えるかを考えると、とても「お得感」があるのも事実。クラプトンも使っている「吉田カバン」一筋。かもしれない?