骨折の療養のため
3ヶ月間を目処に
老人ホームに入居している母
最初は
「仕方ないね・・」と言っていました
それが
「もうちょっといてもいいの?」と
少しずつ変化を見せ始め
近ごろは
「冬もここにいる」と
そして きのうは
「もう うちに戻らないかもしれないから
家を売っちゃおうか」
そんなことを口にしていました(笑)
でも
あまりにも至れり尽くせりなのも
どうかな・・と思い
ちょっとだけ
母に緊張感を
自宅にいた頃のように
般若心経を
暗記しているかどうか
テストしたくなったのです
「言える?」
「もちろん」
上から目線で
「じゃ、言ってみな」
母は素直に
「はい」
途中 ややつかえたりしましたが
そこは いつもの部分で
あとは すべて大丈夫でした
「言ってみな、なんてえらそ~に」
「あははは・・」
今のストレスのない環境は
母に適合したのでしょうね
この3年間
戦場に身を投じたようだった
母の暮らしも
大きな転換期を迎えたのだと思います
この前 ラベンダーを持ってきてくれた友人が
今度は ほおずきを綺麗にラッピング^^
亡父の本位牌はお仏壇の中ですが
二つ折りになる携帯用の分け位牌を
母は自室に置いています
ほおずきは お灯明のかわりになるのだとか・・