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「本の雑誌」で以前に「今年一番の小説!」って煽られていたのを見たのが最初の出会いと思う。その時から気になっていたが、購読はかなり遅くなった。
解説だけで私は泣ける。泣かせの小説ではなく、どっちかというと元気が出る小説なんだけど。 ひょんな流れで、周りとのコミュニケーションが上手くいかない人々に落語を教える若手落語家とその周辺の人々のお話で、私はどちらかと言うと「周りとのコミュニケーションが上手くいかない人々」のタイプ。それでも人とコミュニケーションをとりたいのに、とれない悲しさというか、自分を肯定できないっていうか、簡単な人には簡単なことができないの。その足掻きや気持ちが代弁されていて、泣ける。 面倒を見る羽目になった若手落語家の性格が、また気持ちいいくらいの理想の江戸っ子あんちゃんで、たまらない。しかも本名「外山達也」いいねえ。そんな彼もあがく。そして這い上がる。 全然内容は似てないけど、「青春デンデケデケデケ」や「天使で大地はいっぱいだ」に似た爽快感があるな。あと「フルーツバスケット」のキサちゃんのエピソードにも重なる。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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