鶴(特殊文字の記述)
鶴タンチョウ(鳥類学での正式名)photo by TAタンチョウの尾は黒いと思いがちですが、翼を閉じたときに白い尾の部分を黒い翼の一部が覆うため黒く見えます。丹頂鶴は、もともと日本に住んでいる鶴です。北海道の釧路周辺に生息している ※留鳥 りゅうちょうで、世界的にも、貴重な特別天然記念物です。タンチョウは、アイヌの人びとが、サルルンカムイ(湿原の神)と呼んでしたしんできた、大型の鶴です。春から夏は北海道の湿原の中で子育てをして、冬が近づくと、餌の乏しくなった湿原を離れて、人里近くの給餌場きゅうじばに集まってきます。長くて厳しい冬の夜、冷たい川の水の中に入り、ひっそり眠るタンチョウは、1本足で立ち、もう1本の足は羽毛の中に隠します。首は後ろに曲げて、くちばしを翼の下に入れて足やくちばしを隠して、寒さを防ぎながら眠ります。気温が零下20℃になっても、湧き水の近くの流れはプラス10℃ぐらいあるそうです。外気よりも水の中の方が、暖かくて凍らないことをタンチョウは知っているのです。そして、外敵が入りにくい水の中は、安全な場所なのです。---参考:カラーアルバム「タンチョウ」より「漂鳥」 ひょうちょう:季節によって国内を移動する鳥 ※「留鳥」 りゅうちょう:1年中同じところにいる鳥「渡り鳥」:外国との間を行き来する鳥まなづるや、なべづるは、北の国から日本へやってきて冬を過ごす渡り鳥です-------参考:カラーアルバム「タンチョウ」より特殊文字(記号)の記述について< (<),> (>)," ("),& (&), (スペース)ぺんねーれ