ninosatoshic♪

見てきました。『めがね』
あの『かもめ食堂』チーム待望の新作ですっo(^-^)o


ある海辺の宿に、あてもなく泊まりに来たタエコ(小林聡美)、
その宿の主人*ユージ(光石 研)、なぜか春にかき氷を作りに来るサクラ(もたい まさこ)、
教師をしているハルナ(市川 実日子)、宿の犬 コージ(ケン)、
タエコを追いかけてきたらしい、ヨモギ(加瀬 亮)の物語。


タエコは、最初、自分のペースは崩さずに、場所だけ、この携帯も通じない海辺の宿に移して、日常から離れようとするけど、宿の奇妙なペース←みんなでご飯を食べたり、朝起きると、部屋にサクラさんがいたり、みんなでメルシー体操したり等々…が合わず、他の宿に移ろうとしたけど、もっと強烈だったために、結局、元の宿に戻り、だんだんとそのペースにも巻き込まれ、自然体になっていく…という…感じ？

ストーリーといえばこんな感じだけど、ただただ、この人たちの日常です。
それしか言い様がない…


でも、見終わって感じたのは、これが映画として成立するなんてすごい。
ある意味、これで成立させてしまうってものすごくスゴイことかも。

出演陣の持つ、なんとも言えない空気感が全てだなぁと思います。


海辺なので、ずっと波の音が入ってて、話も淡々としてるし、出てくる料理はものすごい美味しそうで、見てるだけで食べた気になるし、食べ終わったら、タエコは、浜辺で編み物してるし、かと思えば、かき氷食べてるし…


映画見てるの忘れて、危うく寝るところでしたよ。
っていうか、一瞬寝たし(^_^;)
とても心地よい映画です☆

写真は、かの有名な(？)
メルシー体操！