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Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2005/11/06
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 秋晴れの土曜日、連れ合いと「ちょっとドライブでも行こうか」と意見が一致した。行き先は、「比較的近いところで」ということで、丹波の国・篠山(ささやま=兵庫県篠山市)へ。篠山城跡からの市街遠景

 たまたま今月号の月刊誌「ミーツ」(関西ローカルの情報誌です)で、篠山の特集をしていて、旨そうなお蕎麦屋さん(同じ兵庫では出石と並んで、蕎麦屋さんが多いことでも有名)なども出ていて、そそられていた(写真左=篠山城跡からの遠景)。

 篠山と言えば、一般的に何を連想するだろうか。デカンショ節で知られる城下町、松茸、黒豆、丹波栗、山の芋の名産地、丹波杜氏の故郷、猪肉やボタン鍋でも有名…というところだろうか。篠山城跡

 さて、以前なら阪神間の我が家から車で2時間以上はかかった篠山だが、今では、高速道(中国自動車道~若狭舞鶴自動車道)が整備されて、丹南篠山口インターまでわずか1時間ほどの距離(JRだと、あの脱線事故を起こした福知山線で大阪から快速で1時間半ほどで、篠山口という駅に着く)。

 愛車を駆って、昼過ぎに到着した我々。お天気がいいこともあって、マイカーで来た観光客も多く、駐車場探しにちょっと苦労したが、幸い、町の中心部から徒歩10分ほどのところに無料駐車場を見つける。そして、徒歩で篠山の街を散策へ(写真右=石垣とお堀だけが面影を伝える篠山城跡)。一休庵

 「まず、とにもかくにも腹ごしらえ」と、地元では有名というお蕎麦屋さん「一休庵」(写真左)へ。1時すぎだったが、すでに7組ほどの先客が待っている。まぁ、店内も広くて、客の回転も早そうだろうからと待つことにする。皿そば

 待つこと15分余で、順番が来て、テーブルに案内される。かやくご飯の付いた「そば定食」を頼んでいる人もいるが、ここはやはり、蕎麦づくしでいきたいと我々は、皿そば(5皿)=写真右上、ゆばそば(冷)=写真右下、ゆばわかめそば(温)の3種を頼んでシェアすることに。

 ここのそばは、つなぎ粉を使わない「十割りそば」というのがウリ。素朴な味わいが特徴だが、コシがしっかりあって、嬉しい。ゆばそばただし、温かいおそばはダシ汁のなかに浸かっている間に、少しのびてコシが弱くなっていた。そばは冷たい方がやはり美味いのかもしれない。

 篠山は城下町だから、町の中心にはかつては篠山城という城があった。腹ごしらえの済んだ我々は、その篠山城跡を訪れたが、今はお堀と石垣が残るだけ。城内には、かつての二の丸御殿が復元されていたが、木が新しいので違和感はぬぐえない。

 城跡をあとにして、今度は旧街道沿いの土産物店などを見物。観光客は想像以上に多くて、歩道から道路にあふれるほど(と言っても、田舎の旧街道だから、専用の歩道があるわけではない)(写真左=丹波の黒豆は有名。最近では生産者の名前を前面に打ち出している)。丹波黒豆

 八百屋さん、木工製品のお店、漬け物屋さん、佃煮屋さん、猪肉がメインの肉屋さんなど、篠山ならではのお店が並ぶ。途中、ちりめんの着物屋さんの前で、テレビでもお馴染みの服飾評論家・市田ひろみさんと遭遇。お店の人と一緒に写真に収まってあげたり(写真右下)、相変わらずサービス精神旺盛な方でした。

 「安い松茸があれば買って帰りたいね」と言い合っていたので、八百屋さんも何軒か覗いた。しかし、国産の最高級松茸の本場とあって、やはり形のいいのが4~5本入って、1万円から1万5千円というところ。目論みは見事に外れた。で、松茸はあきらめ、丹波黒豆(枝豆)と山の芋をお土産に購入。市田ひろみさん

 汗ばむほど天気は良かった。僕らは、名物の黒豆ソフトクリームをほおばりながら、古い家並みをさらに散策。最後に立ち寄った「ささやま特産品館」では、なにか美味しい地酒はないかなと探したが、売っていたのは有名ブランドの「鳳鳴」ばかり。「鳳鳴」なら、阪神間でも買えるので有り難くも何ともないので、やめる。

 そんなこんなで、時間も午後3時半をすぎていた。帰りの高速が渋滞したら嫌だからと、早めに篠山をあとにしたが、渋滞もまったくなく拍子抜け。むしろ走る車の数の少なさは驚くほど。天気のいい土曜日にこれでは、平日は推して知るべし。高速道路網が充実して便利になるのはいいけれど、これも次世代への借金になってるんだと思うと少々複雑な気持ちにもなる。

 マイカーのドライブは愛車(T社のハイブリッド車「P」です)のおかげで快適(ガソリン消費も従来の半分)。でもマイカーで行くと、車窓の風景を見ながら、缶ビールにチクワという贅沢ができない。次回の日帰り旅は電車にで行きたいなぁ…。

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Last updated  2005/11/06 08:01:36 PM
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うらんかんろ

うらんかんろ

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