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Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/01/17
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カテゴリ:グルメ
 自宅から1駅ほど行ったところに、面白い居酒屋さんがあると聞いて、友人らとお邪魔してきた(何と9人の大グループで)。居酒屋と言っても、普通の居酒屋ではない。酒屋さん直営で、1階が酒屋、「A」という居酒屋はその地下1階にある。秋鹿&蔵の恵

 嬉しいことに、この酒屋さんは、日本酒と焼酎にとても力を入れている。そして、お店で売っているいろんな日本酒や焼酎、ワインなどすべての商品はお店で売っている価格に、300円~500円を払えば、居酒屋へ持ち込み可なのである。おまけに駅から少し離れた場所にあるため、駅まで車で迎えに来てくれる。

 僕らは店に着くやいなや、居酒屋の方にまっすぐには行かず、まず酒屋さんで食事中に飲む酒の品定め。10畳ほどのそう広くない店内は、出入り口以外のほとんどが冷蔵庫かセラーになっている。だから、置いている酒の数は半端じゃない(写真左=最初に飲んだ2本)。クエ鍋

 聞くのを忘れたけれど、日本酒だけでも200種類以上、焼酎は100種類くらいはあっただろうか。ワインもセラーが2カ所にある充実ぶり。ただし、この日は料理がクエ鍋(写真右=よう分からん写真ですが、クエの身です)ということもあり、やはり我々は、日本酒&焼酎を重点的にチェック。ご主人にあれこれ質問しながら、まず五合瓶2本を選んで地下の居酒屋へ。播州・旬酒

 五合瓶サイズであれこれ選べるから、いろんな種類が飲める。お値段も1500円くらいからあり、とても良心的。普通の居酒屋でボトルで飲んだらなら、少なくとも小売り価格の倍の値は取られることを思うと、300~500円の持ち込みだけで済むなんて、これはもう酒飲みには天国のような店(写真左=これも美味しかった「播州・旬酒」)。

 クエ鍋も9人で、活けのクエを1匹調理してもらって、1人6千円なんて信じられないお値段(関西では、クエはある意味フグより高級魚です)。クエの肝(写真左下)、クエの刺し身クエ刺し(写真右=身がプリプリして美味!)、クエ皮の湯引き、天ぷらに続いて、クエ鍋、そして雑炊というコース。

 クエの肝は生まれて初めて食したが、これがまた感動の旨さ。酒盗っぽいけれど、酒盗ほどの生臭さはなし。醤油を少し垂らして舌に乗せると、あーもうたまらんという感じ。おかげで酒が進む、進む(結局、5合瓶で6本も開けてしまったぞー)。クエ鍋の身の部分は、優に12人分くらいあって、我々も頑張ったけれどついに食べきれず。クエの肝

 「もったいないね。せっかくのクエなのに…」と残念がっていたら、お店の人は「持って帰っていいですよ」と容器までくれた(2家族分くらい余った!)。冷凍しておけば、家でまたクエが楽しめる。この心遣いが嬉しい。おかげで、せっかくの食材を無駄にせずに済んだ。博多どんたく

 居酒屋のキャパは結構広くて、40人くらいは入れる。フロアの隅っこには、なぜかピアノとPAミキサーが。聞けば、不定期でアイリッシュやジャズ、クラシックのライブも開いているという。こんな素敵な店が、こんな近くにあるとは、うかつだった(写真右=この夜飲んだ焼酎「博多どんたく」。麦の香りが香ばしくて旨い!)。

 「料理も酒も、ほんま最高! また絶対来るからねー!」とご主人に御礼を言って、店を出たところ、帰りも送ってくれるサービスにまた感激!(感激ついでにお土産に「古久」というオススメの「かめ仕込み」の麦焼酎を、量り売りで購入=4合瓶で)。

 「次回は電話してくれたら、****駅(我が家の最寄りの駅)くらいだったら、迎えに行きますよ」との嬉しいお言葉も。はい、こんな親切で、嬉しい店なら、週イチでも来たいよー。

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Last updated  2006/01/17 12:51:24 AM
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うらんかんろ

うらんかんろ

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汪(ワン)@ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

Free Space

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