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Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2009/06/26
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カテゴリ:音楽
 ほかのテーマで日記を書こうと思っていたら、早朝、とんでもないニュースが飛び込んできた。あのマイケル・ジャクソンが急死したという…。まだ50歳という若さ。僕は言葉を失った。だから、とり急ぎマイケルへの思いを綴る。M.Jackson

 「King of Pop」の称号は得たが、スキャンダルにまみれた人生だった。巨万の富は得たが、家庭生活はお世辞にも幸せとは言えなかった。


 貧しい家庭に生まれ、子供の頃からショー・ビジネスの世界に放り込まれ、学校にも行けなかった。兄弟・姉妹以外、本当の友達はいなかったかもしれない。


 それでも、彼の才能は開花した。歌、作詞・作曲、ダンス。どれをとっても比類なきものを生み出していった。その「メッセージ」は同世代の心をつかんだ。


 「I'll Be There」「I Want You Back」「Billie Jean」「Thriller」「Beat It」「Bad」「Man In The Mirror」「Black Or White」…。その個性とセンスあふれる楽曲は僕らを魅了した。


 うらんかんろは、ソロになって最初の1987年の日本公演を幸運にも見ることができた。「スリラー」を出して絶頂期の頃。まもなく出る「バッド」のマイケルの歌とダンスに釘付けになった。これぞ、本当のエンターテイナーだと僕は思った。Jackson 5


 でも、ツアーに追われる彼の、オフでのどこか、もの悲しい表情に同情もした。大阪でも、ほとんどホテル・ニュー・オータニの部屋に缶詰で、指名した焼き鳥屋の主人が作ってくれた「豆腐ステーキ」をとても喜んだという話を後に聞いた。


 小さい頃から私生活の自由がまったくなかったマイケルは、本当に幸せだったのか。それは誰にも分からない。毀誉褒貶はいろいろあったが、それでも、僕のマイケルへの評価は変わらない。彼はやはり唯一無比の才能だった。


 「ウィー・アー・ザ・ワールド」に代表されるようなチャリティにも、終生かかわった。もし同性愛的、幼児愛的な趣味があったとしても、子供が大好きなマイケルが虐待だけはするわけがない、と僕は今でも信じている。
 

 マドンナがコメントしていたように、彼の音楽は永遠に生き続けるだろう。50歳を過ぎたマイケルが、たとえ、ぼろぼろの姿を僕らの前にさらそうとも、音楽を創り続けていくところを、見たかった。それも今は叶わない。


 今はただ、稀有な「ポップ・ミュージックの天才」の夭折をただ悼むしかない。地上では得られなかった幸せな時間を、天に召されたマイケルはいま得ているだろうか?(写真はいずれもAP。下は「Jackson5」時代。手前右がマイケル)。



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Last updated  2010/01/29 08:02:11 AM
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うらんかんろ

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汪(ワン)@ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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