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カテゴリ:日本冒険・ミステリー
グリズリー
長篇国際謀略冒険小説「グリズリー」は、極限の知床で始まる壮絶な闘いを描く。 著者の作品は、太平洋の薔薇に続いて、これが2作目。 2作読んで、著者は、読んではずれのない”プラチナ作家”であると確信しました。 犯行にかかるアイテムの細かい書き込みによりストーリーのリアリティを担保しながら、めまぐるしい展開や、犯人に近づいていくプロセスをダイナミックに描くことが著者の魅力のようですね。 ただし、今回は警察側の登場人物に複数の主役級がいて、 若干だけど追跡側の心の焦点が定まりにくかった。 また、「グリズリー」が犯行にいたる動機をもう少し書き込んだ方が、もっと作品を熱くしたと思います。 少々難癖をつけたましたが、力強い作品で最後まで引きつける魅力があります。 真保裕一や、福井晴敏のように次々と読んでみたい作家です。まちがいない! 【5周年記念セール】Panasonic SDマルチカメラ SV-AS30(シルバー)+BUFFALO 256MBSDカード RS... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.17 10:05:33
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