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カテゴリ:海外SF・ファンタジー
なつかしく謎めいて
次元間移動法で訪れた摩訶不思議な異次元を描く奇譚集。 不死の人、翼人間、眠らない子供たち、フラクタルな異言語など、思索的な寓意。 人間と似て非なるもの、全く異質なものを突き詰めながらも、不思議な浮遊感を漂わす一編一編。 正直言って、ぐんぐん惹き付けられて一気読みするような作品ではありませんでした。 好みの問題でしょう。 しかし、なんと言っても今年はスタジオジブリが公開する「ゲド戦記」の原作者として日の当たるであろうル・グィン作品を押さえて置いても損はしない。 僕が若かりし頃、ル・グィンは謎の覆面作家で、女性作家であることが判明した時の衝撃は結構なものでしたが、いまや米国SF界の大御所。 芯のしっかりした作品はさすがです。 「ゲド戦記」も、そのうち2巻目・・・と考えながらまだ1巻目しか読んでいない。 映画公開までに、3巻までは押さえておかないとね。 ダブルグリップメディシンボール 10kg【送料無料】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.17 23:15:17
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