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「伝記屋さん」 (★★★☆☆ 三つ星) 実は以前、NYで開かれた富豪向けパーティー会場にひょんなことから潜入させてもらったことがあって、そこで映画監督ジェームズ・アイボリーさん(「眺めのいい部屋」ほか)にお会いしました。幸いなことに、いろいろとお話しすることができたわけで。 てゆーか、ぼくはたいていセレブと会うと「あなたの大ファンですっ!」と庶民根性丸出しで近づいてって、でも実は全然大ファンでないことがバレて墓穴を掘るのですが、今回も同様。アイボリー氏から「キミ、この作品は既に観てるんだろうね?」と聞かれて返答に困ってしまったのが、The City of Your Final Destination。 すみません観てません、とお茶を濁してそそくさと退散したのでした。同伴なさってた秘書の方からは、お勧めだから必ず観てほしい、鑑賞後に感想を聞かせてと釘をさされました。 ついにDVDを借りました。 アンソニー・ホプキンス、ローラ・リニー、シャルロット・ゲンズブールなどの役者を揃えていながら、米国公開時、興行的にはパッとしなかった作品。 真田広之さんも出演してることだし、日本でもとっくに公開されてるもんだと思ったら、やっとこないだ日本公開が決定したとのこと(2012年秋公開予定)。 <あらすじ> 米国の青年が、伝記の執筆許可をもらうため、ある有名人の遺族を南米ウルグアイに訪ねる。そこで彼は、静かに暮らす一家(愛人までもが同居)と奇妙な交流を深めていく。 <感想> Jアイボリー作品独特のテンポ感を、はたして心地よいと感じられるかどうか。人によってはかなり退屈な映画かも。ビミョー。 もちろん、監督秘書さんへは「素晴らしかったですっ」とメール打っといたものの。
今日もジャズ酒場に行ってきました。友だち夫婦が出演するとのことで。 ってゆーか、所用が重なり思いっきり遅刻してしまったけれども、最後のほうだけでも顔を出しとかないと。 彼らは数人の客演奏者とともに、自作や他作の曲を次々と演奏なさってました。 ぼくはジャズはまだまだ初心者で、詳しいことは全然わからないけど、単に一定の型を使い回してる?ことを発見しました。そのへんを理解して聴くとずっとわかりやすく楽しんで鑑賞できるらしい。今さらながら知りました。 でも、いまだによくわからないことも多い。 例えば、「スタンダード」と呼ばれるアメリカ大衆音楽との違いとか。そもそもジャズの定義は何なんでしょうか。←また振り出しに戻っちゃってるし
![]() 今日は今季初の屋外挙式となるはずでした。 晴れてて暑く、タキシード着て演奏するのはタイヘンだなー、などと共演者と話してたのですが、式直前になっていきなりゲリラ豪雨っ。 結局屋内で式を挙げることになり。 控え室では花嫁さんが発狂なさってたらしいです。谷を見下ろすこの丘の頂上で挙式を行なうのが子どもの頃からの夢だったそうで、可哀そうに。 一方、ぼくらも発狂しまくり。というのも、ビオラ奏者Sさんが途中の山道で立ち往生。洪水のために通行止めになって、挙式に間に合わそうもないとの連絡が。 もともと弦楽四重奏でご発注いただいてたのに、三人だけで演奏することになってしまいました。トリオの譜面を用意してなかったので、カルテット譜をビオラなしでそのまま弾きました。(Vn1 クリス、Vn2 ぼく、Vc アギー) ま、なんとか滞りなく進みました。 ってゆーか、皮肉なことに、挙式の終了とともに、お天道さんが顔を出し、見事な五月晴れとなったのでありました。 我が祖国ニッポンには「雨降って地固まる」ということわざもあるんですよー、と僭越ながら花嫁さんを励まそうといたしましたが(中国かも)、共演者に「下手なことは言わんほうがいい」と止められ、そそくさと弾き逃げいたしました。 親御さん入場曲: What a Wonderful World(この素晴らしき世界) 付添い人さん入場曲: ラドロー家(Legends of the Fall より) 花嫁さん入場曲: パッヘルベルのカノン ご夫婦退場曲: I'm Yours
![]() 今日は、ついにニューヨークのLe Poisson Rougeという音楽酒場に行ってきました。市内ではもともとブルーノートとかジョーズパブなどの演芸小屋が有名ですが、このポアソンルージュも最近はかなり成功している模様。ときどきクラシック奏者が登場することもあり、ぼくも以前より注目しておりました。 今宵のバンドは、歌手/ピアノ弾きピーター・シンコッティさんの率いる四人組。 氏のピアノはコンテンポラリー系。ぶっちゃけ、あんまし垢抜けた音ではないし円熟性に欠けるけれども、とても聴きやすいのも事実。てゆーか、もうちょっとニューオーリンズ系の汗臭いジャズを期待してたのですが。 実際、聴衆は老若男女入り乱れてて、みなさん盛り上がっていらっしゃいました。
某音楽酒場の主催する芸術振興関連の催し(ライブ兼お食事会)に参加してきました。 地域社会において芸術表現の場が継続して提供されることは大事だけれども、そのためにはどうしても地元の愛好家の理解と金銭的な補助が必要になってきます。よって、この店では年に一、二回、こうゆう催しを開き、資金提供を呼びかけてるらしく。 おカタいスピーチもありましたが、我々のお目当てはもちろん客演の生演奏を聴くこと。数人のジャズメンが交替で舞台に立ちました。 やっぱり生ジャズは楽しい。音楽的なことというよりかは、客同士のお仲間意識が強くて、異様な空間に舞い込んでしまった感じが面白い。隣に座ってる赤の他人にも気安く話しかけ、すぐに意気投合して呑みまくる。そうゆう雰囲気って、ジャズ独特ではないかと。友だちも一気に増えます。 閉店後にジャムりはじめる面々
今日は挙式で弾きました。 こてこてのカトリック系な儀式。一時間近くに及ぶ荘厳な式典でした。 「音回りはアイルランド風で」とのご当事者さまのご希望だったので、民謡や舞曲などを何曲も弾きました。 てゆーか、お母さまってば、「うちは先祖代々、この曲で結婚式を挙げるのが伝統なんざますの」と鼻息荒くして曲や奏法を指定しまくるもんだから、うちの事務所の楽譜係は直前まで曲探しに奔走。ぼくら奏者に譜面が届いたのもつい前日。 先祖代々の伝統、とか言われちゃうとひしひしと責任を感じます。全然知らない曲ばかりで焦りました。ユーチューブで検索して聴きまくりました。 今日の共演者はアンドリューさん(チェロ)でした。 ![]()
今日は派遣事務所を通じての出張演奏でした。共演はセロ弾きアギーさん。 富豪S氏の主催する私的な晩餐会。後継者となる息子さんA君の社交デビューが主な目的なんだとか。着飾った紳士淑女らが高級酒やご馳走を召し上がってる背景で、せっせと三時間近くいろんな曲を弾きました。基本的に休憩はなし。誰かがスピーチしてる時には一息つけるものの、そのスピーチの長さは予測不能なので、結局はそのあいだもスタンバってなきゃならず。 さて、うちの派遣所に限らず、一般にぼくら雇われ楽師のあいだでは、「主催者から強く勧められたとしても、会場では酒や食事に一切手をつけてはいけない」という暗黙の掟があります。よって今回も空腹だったのにぐっと我慢して弾いてました。 そしたら給仕長さんが気を遣ってくれて、ぼくらのためにこっそり料理を用意してくださいました。終演後に従業員控え室に案内され、「好きなだけお食べ」とのこと。招待客向けと全く同じ豪勢な料理をガン喰いさせていただきました。
闘病中だった知人ボブさんが亡くなりました。 息子さんからの電話で氏の死を知りました。安らかな最期だったようです。 ご一家には日頃からお世話になってるし、こうゆうときこそ力にならなきゃと、ぼくは数人の仲間らと昨夜よりご遺族の家に泊まりこみでお葬式の準備を手伝いました。 キリスト教の葬式の一部始終にここまでどっぷり関わったのは初めてだったし、勝手がわからず戸惑いました。結果的にほんとにご遺族の支えにもなってあげられたのかどうかは不明です。でも、無事に葬儀が終了し、彼らも胸を撫でおろしていらっしゃいました。 実は故ボブさんはちょっとしたセレブ氏でして、弔問客はなんと1000人近くに及びました。 多くの人に愛された故人のお人柄ゆえ、葬儀場(ご遺体対面)、教会(葬式)、墓地(埋葬)と、全ての場面において笑顔と涙顔の交錯する心温まるお別れでした。
今日はオケの本番でした。ビオラ3プルのオモテ、プルト相方はダニエル氏。 今回のお題はゲンダイオンガクっ。主に新進作曲家によるできたてホヤホヤの楽曲をいろんな編成でお披露目。 ぼくらは演奏会後半フルオケの部で、短い曲を五曲弾きました。 うち一曲は、弦が何十もの声部に分かれてて、すんごいことになっており。ビオラは五部に分かれます。旋律担当とかピチカート担当とか。ちなみにダニエルとぼくは「騒音」ご担当(笑)。「各弦のハイポジでテキトーに弾くべし」とのこと。作曲家さまのご指定だし、ご本人も会場にいらっしゃるので、恥ずかしいとか言って照れてる場合ぢゃありません。ガーガーピーピー、激しくもテキトーにガン弾きさせていただきました。 ゲンダイものもたまにはいいもんです。けっこう楽しめました。 さて、昨年九月からいろんな楽団の演奏会に乗ってきましたが、今季の本番は全て終了。 そして、いよいよ挙式演奏の季節の到来であります。
「ポの字」 今日は珍しく弦楽三重奏で遊びました(Vnカルバン、Vaぼく、Vcボブ)。 ベートーベンの作品8、初めて挑戦する曲です。てゆーか、ひと桁ベートーベンって、かなり手ごわい。精神的にテンパってて。 合わせてみて感じるのは、やっぱしバイオリンとチェロの狭間でビオラの位置づけがころころ変わること。そのへんをきちんと理解しかつ割り切って臨機応変に多重人格で対応するのが弦楽三重奏におけるビオラの役割かと。 ところで、第5楽章に、alla polaccaというのが出てきます。たぶん「ポーランド風に」という意味。例の、alla turka トルコ風に、alla ongarese ハンガリー風に、などのノリでしょうか。 ただ、ポーランド風にと言われても、実際どう弾けばいいんでしょうか。個人的には、なんとなく垢抜けない舞曲という印象がありますが(笑)。←おっと失言 そーいえば、ポロネーズとかポルカとかいう言葉も同様にポーランドに関係するに違いないわけで、いつかその意味をきちんと調べてみようと思ってます。(いつか!) │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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