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2008.02.08
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*マチュピチュ遺跡へと向かう道。
左からパトリシア、カトリーナ、ジェシー。【'02.03.15】


インカの旅をより愉快にしてくれたのは、やはり現地ガイドのジェシーでしょう!!
彼は私より一つ年下で、当時28歳でした。
まずまず堪能な英語を喋り、気遣いもなかなかのものです。

ツアーが始まる前日、ジェシーを囲んで、ツアー客7人で初顔合わせをしました。
私が高山病にかかったことをパトリシアが大げさに話していたらしく、部屋までジェシーが迎えにきてくれました。
第一印象から優しくて陽気な雰囲気。

そんなジェシーを、彼に勝るとも劣らず親切なオーストラリア人の皆さんは満面の笑顔で迎えました。

一週間常に行動を共にしますので、もちろん仲良しになりますよね。
温かいオーストラリア人の皆さんは、何かと独り者の私に目をかけてくれました。
ジェシーも唯一私と同年代ということで、「picchuko、picchuko、」と声をかけてくれます。

その中でもパトリシアは、私にとってペルー旅行の"お母さん"!!
(彼女がそう言っていました。)

可愛い?娘?に悪い?虫(ジェシー)が付かないように目を見張らせてくれます。


「あなたっ!! ちょっと、ジェシーに近づき過ぎよ!」
決してそんなことはなかったのですが、パトリシア母さんの目は光ります☆
オープンなオーストラリア人にしては???と思いませんか?!

しかし、彼女の男性を見る目は確かでした。
(ジェシーが悪い人という意味ではなく、、。)

* * * * * * *

ジェシーは至るところにガールフレンドがいます。

クスコ周辺では、常に若い女性から「は~い、ジェシー!」と甘い視線を投げかけられます。


それはマチュピチュへ向かう列車の中で、、、二人の魅力的な女性が彼の近くに座りました。
彼女達も彼と同じラテン系です。
列車が走る3時間ほど、彼らは仲良くお喋りをして、かなり親しくなったようです。

ジェシーは日本人の女性から好かれるタイプではないかもしれません。
でも、ラテンではかなりの色男☆☆☆


先ほど列車で知り合った二人の女性とマチュピチュ遺跡で再び出会い、ウィンクを投げる彼。。
一日目のマチュピチュ観光は、ジェシーにとっても実に愉快だったと思います。

* * *

麓のホテルで宿泊した私達は 次の日の午前中、二班に分かれて行動しました。

一班は私とパトリシアとカトリーナの「ワイナピチュ行き」。
そしてもう一班は「温泉」へ。
そのメンバーはパトリシアの友達と、カトリーナのご両親とおばあさんです。

マチュピチュ近郊には、「アグアス・カリエンテス」という村があり、そこは有名な温泉保養地なのです。
水着必着ですので、プール感覚で入れます。露天風呂だそうですよ。

おばあさんは足が若干不自由で、歩くのに杖が必要です。
ワイナピチュ登山が不可能な彼女を気遣って、他の3人も温泉を選ばれたようです。


ワイナピチュ行きは早朝5時半にホテル発の予定でした。
ホテルからマチュピチュ入り口まではジェシーが付き添うことになっています。

5:20には3人集合完了です。しかしジェシーはまだのよう。。。

約束の5時半になってもジェシーは現れません。

5:40。まだ彼は現れません。

パトリシア母さんはジェシーの部屋のドアを"バンバン"叩きました。
出てきません。

パトリシア母さんは叫びます。 「ジェシー!! 起きなさぁ~い!!(*`θ´*)」

何度もドアを叩かれて、眠たそうにジェシーは頭をかきながら現れました。
目は開いていません。
「急いで仕度しなさいっ!」とパトリシア母さん。

一本バスを遅らせて、私達はマチュピチュへと向かいました。

パトリシア母さんは私に耳打ちします。
「だから私は言ったでしょ! ジェシーに近づくのは危険だって!」
決して近づいてはいませんけど、、、?^-^?

「彼ねぇ、昨晩 私のところにお金を借りに来たのよ。昼間に出会った女の子達と遊ぶためにねっ。o(`へ')o」
「だから言わんこっちゃないっ!(`ε´)」

なるほどねぇ~、ジェシー君♪ やるねぇ~、君も♪ ( ̄ー+ ̄)ニヤリ

* * *

少人数で一週間もずっと一緒にいれば、初対面では分からなかったことも"しっかり"と見えてきます。

なるほどぉ~、パトリシア母さんは人生経験が豊富で、様々な国の人達を見ていますから、ジェシーの本性をいち早く見破ったのでしょう。

段々とばれてきた「遊び人ジェシー」ですが、人間としては優しくて人懐っこくて私は大好きです!!


ただ後になって怪しく思ったことが一つだけ。。(^人^;)

それはツアー初日のこと。

私達は朝一番、『サクサイワマン』へ行きました。
そこは毎年6/24に「太陽の祭り」が行われ、世界中から人々が集まる有名なインカの遺跡です。

まだ馴染みの薄い私達。
ジェシーはとても悲しそうな表情で話し始めました。

「昨晩、僕の友達が自殺したんだ。首を吊って、、、。」今にも泣き出しそうです。

私達もかなりのショックを受けて、何よりジェシーのことが心配でたまりませんでした。

優しいオーストラリア人達。
「ジェシー、今日は午後から休みなさい。私達は勝手にクスコ市内を見て回るから、、。
本当に私達のことは心配しなくていいから、今日はゆっくりしなさいね。」

? ? ? ? ?

果たして、この友達の話は真実だったのでしょうか、、?
その3日後に夜通し女の子と楽しんだジェシーを思うと、、???

そんなもの? 実に怪しい、、。。。。。( ̄ー+ ̄)/
今となっては迷宮入りですね、、、。( ̄ー+ ̄)/

さすがだねぇ~、ジェシー君♪ 君は私の知る典型的なラテン男です☆





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Last updated  2008.02.09 08:59:04
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