カテゴリ:旅行記 NZ '01.7月~'02.3月
【'02.02.03 オマル市内にて】 「オマル」・「ロトルア」・「カイコウラ」 NZの懐かしい街が次々と出てきた昨晩の"ふしぎ発見!"。 私がオマルやロトルアを訪れたのと同じ季節、夏に撮影されたものでしょう。 NZならではの明るさや眩しさが画面から満ち溢れていましたね。 マオリ人独特の眼差しや神と自然に敬意をはらう姿に、このような霊格の高い民族が存在する国に私は数ヶ月も滞在していたのだということを、改めて感激致しました。 又もNZで生活するのなら(?)、マオリの多いロトルアがいいかなぁ~と、マオリの友達が欲しいなぁ~、そう思いながら「カウイ」の大木を眺めていました。 * * * 思いがけない『イエロー・アイド・ペンギン』との出会いに感動冷めやらぬ私達は、次に待つ『ブルーペンギン』を目指して出発しました。 昨晩のTVにも、ブルーペンギンが巣に帰る健気な姿を見るために集まった 世界中の人達が映っていましたが、私達も同じように、少し離れた観察小屋で息を潜めて待っていました。 私が訪れた日から、もう6年の月日が過ぎています。 あれからペンギンを見るツアーの人気がますます高まったのでしょうか。 観察小屋は以前よりペンギンと離れた場所に移されていたように感じます。 そして、ずいぶん立派になったように思いました。 私達は地べたに直接座って待っていましたから、、。(、、だったと思います。怪しい記憶。。) イエロー・アイド・ペンギンのコロニーを出た頃には、まだ陽が傾いていました。 しかし気が付けば空は真っ暗。 このツアー、ブルーペンギンの方がメインなのでしょうね。 ここには観光客用にお土産屋さんもありましたし(ますます怪しい記憶。。)、大勢の方が集まっていました。 私とYumikoさんはラッキーなことに最前列の場所をget!! "わくわく、わくわく"胸が高鳴ります。 けれど、何十分も待つ私達の前に なかなかペンギンは現れません。 まだかなぁ~。 数匹のペンギンが姿を現しました。けれど、こんなもの?程度の感動です。 かなりの時間、私達は待ちました。 私のすぐ隣に座っていた男性は、"痺れを切らして"とうとう帰ってしまいました。 それからも、しばらく待ち続けた私達。 "おぉ~!" 声を張り上げていいのなら、観光客全員がそうしたことでしょう。 "おぉ~!" みんなの口から大きく息が洩れます。 数えきれないペンギンの群れが海から上がってきました!!! 小さな小さな体を"よちよち"させて、左右に揺れながら懸命に歩くペンギン達。 それぞれの巣を目指して、夢中に小走りするペンギン達。 かわいいっ!! この言葉以外にありません。 めちゃくちゃかわいい!! 観光客みんな、満面の笑顔です。 そんな時、一匹だけ他のペンギンとは違う場所から陸に上がってきた子がいます。 観察小屋のすぐ手前から☆ その子は一生懸命 前に進んでいるのですが、ちょっと自分の居場所が分かっていない様子です。 私達はその子に釘付けになりました。 てけてけ。キョロキョロ。。よちよち。。。 てけてけ てけてけ、、、てけてけ てけてけ。。。 その子はなんと!私達のいる観察小屋目掛けて歩き出しました!! そして、ある空間を発見した模様。 もしかすると、その子はその空間を巣と間違えてしまったのかもしれません。 その空間とは、先ほど待ちきれずに席を立った男性がいた場所。 そう、私のすぐ「隣り」です♪ 少し手を動かせば、ペンギンに触れる近さです。o(^―^)o 周りにいた人達も、ペンギンが恐がらないように、行き先を塞がないようにと場所を空けてあげました。 その子は迷いながら、しばらくの間 人の輪の真ん中で"よちよち"していました。 偶然にもその日に、ペンギンを見るためだけに、同じ場所へ世界中から集まって来た見知らぬ者どうし。 普通なら挨拶すらせずにお別れしていたと思います。 けれど、その迷子のブルーペンギンのおかげでその場の空気は柔らかくなり、お互いに目を合わせ微笑み合うことができました。 言葉はなくともみんなの心は温かく、大満足であることは間違いありませんでした。 昨日も沢山のブルーペンギンが砂浜を歩いていましたよね。 あの光景を皆さんにも実際に見てもらいたいなぁ、って思います。 ・・迷子の迷子のペンギンさん、あなたのお家はどこですか? o(^-^)o お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.20 18:19:01
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