カテゴリ:四国へようこそ
「公園の向こうに見える高いビルが邪魔だよねぇ。」
振り向くと、小学生くらいの男の子がアイスクリームを舐めながら、隣りに座るお祖母さんに話し掛けていました。 子供でも気が付くんだ!! ちょうど その時、私も緑豊かなその景観を写真に撮ろうとしたのですが、、どう調整しても背後のビルが入ってしまい、何度もカメラを下ろしていました。 角度を変えると、また別のマンションが顔を出すのです。。。(><) 西側を向けば紫雲山がどっしり構えてくれていますので、確かにその景色は圧巻です。 ですが、、国道11号線が走る東側を望んだ時、たぶん ここを訪れる人の誰もが高層建築物に眉を顰めることでしょう。 小学生の子供ですら、それを指摘するのですから…。 その声が届いたのか、昨日行われた都市計画審議会において、 「栗林公園北部エリアで高さ18メートル(およそ6楷建て)を超える建造物の新築を原則禁止する」 という地区計画案が承認されたそうです。^^ 今更…というのが本音で、しかも北部エリアに限定することにも納得がいかないのですが、、、 それでも、私もこの案に一応は賛成です。(^^; * 栗林公園の一番の見どころといえば、飛来峰から見下ろす南湖の浮島と偃月橋でしょうか。 そして歴代藩主のお気に入り、南湖に突き出た掬月亭という建物からの風景も、栗林公園を代表する景観と言えるでしょう。 ですから、その辺りに最も力を入れて整備しているのがよく分かります。 ですが、、、それ以外の場所の手入れが少し(かなり?)いい加減。 松をはじめとする草木の手入れすら、あまり人が通らない場所は手抜きをしているのが見てとれます。 足元には背の高い雑草たちが、風になびいてユ~ラユラ。(苦笑) 園内にある茶園では、茶の木よりも草の方が背が高い。(T_T) * そこで、提案☆ まずは、「香川県内の来園者は、一人一本の草を抜きましょう!」という運動を始めてみてはいかがでしょうか? 毎朝、ラジオ体操に沢山の地元の方が集まると聞きます。 ならば、その帰りに一本だけ抜いて帰る、、、それを毎日続けるだけで、随分と変わってくるのではないでしょうか…。 せっかく、県外からも大勢の観光客がお見えになります。 それは香川県を代表する観光名所ですし、 フランスのガイドブック、ミシュランの観光版(ギード・ベール)で最高評価の三つ星にも選ばれました。 県外から来られるお客様にとって、その一度の訪問が、最初で最後になる可能性だってあります。 その人達に、栗林公園の美しさだけを瞼に焼き付けてもらいたいなぁ~と思うのです。 ついでに、、、現在、県内在住の65歳以上の方や 教職員が引率する県内の小中学校の児童20人以上の場合などに免除される入園料ですが、、、 その「県内」という枠を外してみてはどうでしょう? 駐車場も、県外ナンバーの車は1~2時間無料とか…。 もっともっと県外からのお客様に喜んでもらえるように、 もっと沢山の人が香川県に来てくれるように、、、 定番の観光名所である栗林公園から始めれば、その他の施設も後に続くように思います。 本来なら、日本三大名園の偕楽園・兼六園・後楽園にも勝るとも劣らない栗林公園。 「天下の名勝」と謳われているのなら、それに堂々と応えなきゃ。 私も もっと手入れの行き届いた栗林公園をゆっくりと散策したいと思いました。 そして、県外の友達を丁寧に案内してあげたいと思います。^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.10 13:13:26
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