カテゴリ:旅行記 NZ '01.7月~'02.3月
「フリー・ウィリー」ではシャチが主役だったのに対して、こちらはマッコウクジラです。
(同じハクジラ類といっても、シャチの方が随分と私好みですけど…。^^) ニュージーランドの南島、クライストチャーチより180kmほど北に位置する『カイコウラ』は、クレイフィッシュ(イセエビの仲間)とホエール・ウォッチングで有名な街。 そこには、暖流と寒流がぶつかり合う豊かな海域に、マッコウクジラやイルカたちが集まって来ます! カイコウラは、クジラをウォッチングするのに世界でも絶好の場所のようです。 この私でさえ、僅か1~2時間の間に三度もクジラに遭遇できましたから。^^ ただし、、、ガイドブックによると、 カイコウラで見られるマッコウクジラは動きが大人しく、ジャンピングなどの派手な動きは殆どしないとのこと。 そういえば、私が出会ったクジラ達もゆったりと静かに海面を漂っていただけでした。 もちろん、一番の見どころである水中に没する寸前に見せる尾ヒレの動きだけは瞼に焼き付けましたけど。。。 * そして、マッコウクジラだけでなくイルカの群れにも出会いました!! 写真ではたった一頭しか撮ることができませんでしたが、無数のイルカが船の周りに集まって来て、しばらくの間、波の上を元気いっぱい飛び跳ねていました。 まるで私達に「遊ぼうよ!」と飛びついてくるみたいに。^^ * ホエール・ウォッチングに参加したのは、私がニュージーランドへ渡ってすぐのこと。 ホームシックにかかった自分を励まそうと、クライストチャーチを抜け出す計画を立てたのでした。(笑) 英語ができない上に、ビジターセンターでの要領が分からなかった私は、町の中心部にあるJTBのオフィスを訪ねました。 (さすがはJTB、常に日本人社員が対応してくれます。) まだ、一人でクライストチャーチを出る自信がありませんでしたので。^^; ツアーの催行人員は2名から。 「明日、クジラを見るツアーに参加したいのですが、、、。」 「お客様、今のところ一週間後の8月4日のみ出発予定です。」 同じツアーに参加したのは、三重県からやって来た同年代の姉弟2人組でした。 友達もいないその当時、二人の優しさと日本語が私の心を溶かしてくれました。 そして、カイコウラの輝く海と 遠くに見える白い帽子を被った山々に、ニュージーランドに降り立ってから 初めて大きな深呼吸ができたように思います。 イルカたちからも生き物のぬくもりが感じられました。 羊のイメージしかなかったニュージーランドの、また別の表情を知ることができて、 なんだか心の底からワクワクしてきたあの日のことを、今でも鮮明に覚えています。^^ ちなみに、 『カイコウラ(Kaikoura)』とはマオリ語で、カイ(Kai)が食べる、コウラ(Koura)がイセエビの仲間のクレイフィッシュを表します。 その名の通り、ここで獲れるイセエビの美味しいことといったら!! どんな風に料理されていたのかは すっかり忘れた私でも、゛美味しかったぁ!!"という記憶だけは強烈に残っているのです。(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.14 19:05:14
[旅行記 NZ '01.7月~'02.3月] カテゴリの最新記事
|
|