カテゴリ:旅行記 メキシコ '10.12月
あまりの無鉄砲さも考えものですが、旅に出るからには冒険をしたい。
「たぶん あなたは旅に出て、究極のストレスを自分に与えることで日常のストレスを発散しているんだと思うよ。」 以前、上司のKさんに言われたことを思い出しました。 旅は、とりわけ外国への旅は、自分の物差しでは計りきれないものでいっぱい。 何が正しいじゃなく、どう受け入れるのか。 優雅にクイーン・エリザベス号なんかに乗って世界一周っていうのも憧れるけれど、それにはまだ貫禄も足りないし(笑)、人生経験も足りない。 まずは自分の足で苦労することが若者の特権だと思っています。 それが今レベルの冒険だとも。 例えば、ニュージーランド。 来るはずのバスが来なくて、しかも町中ではなく一本の道路以外何もない場所で泣きそうになったり、 モスクワでは言葉が分からなくてたらい回しにされ、半べそかきつつ やっとこそさ切符を買えたりとか、 モンゴルの遊牧民と過ごした数日間はシャワーを浴びれないのは当たり前、用を足すのも青空トイレでしかなかったり(苦笑)、 振り返りると、笑い話になるどころか二度と同じ目には遭いたくない、そんなことばかりだったような気もするけれど、 そう言われてみれば、日常にはない究極のパニックを体験することで、普段抱いている不平不満が吹っ飛んでしまっているような気がします。 それで私の人生はいつもリセット。(笑) なのに、今回のメキシコではそれがなかった! 選んだ場所は正解だったと思います! 念願のチチェン・イツァのパワーを存分に浴びれたし、 エクバラムのピラミッドから見下ろした一面のジャングルは絶景でした! カリブ海の驚きの青さは瞼に残るエメラルド、これ以上美しい海は地球上にはないと思ったほどです! そう、確かに魂は震えていた。 なのにリセットしきれていないことに、しばらく経ってから気がついたのです。 それは きっと、旅の過程に苦労 (刺激) が足りなかったのかも。 カンクンに到着してすぐ、他の方法に挑戦しようともせずタクシーを選んだ時点で守りに入っていたのかもしれない。 そのせいか、今回は現地の人達との接点も殆どありませんでした。 せっかく はるばる海を渡ったのに、凄~くもったいない旅をしてしまったな~。(´~`) 月日が経ち、改めて旅を見直すことで、次回に繋がる反省点が沢山出てきました。 よし! 次回は攻めで行こう☆(笑) (と言っても、そこまで若過ぎることはないので分相応で。^^) * * * 行きの成田からダラスに向かう飛行機で。 日本滞在3年という 隣りの席のアメリカ青年(マットくん)は、笑顔の可愛いパイロットさんでした。 日本語は殆どダメ、私の英語と同レベルくらいだったかな~。(笑) それでも11時間もお隣りさんですから色んな話ができ、ダラス到着後のお別れは少し淋しいものがありました。 雰囲気は、IL DIVO のディビットに似てたかな。 日本好きのアメリカ青年って、みんなこんな感じなのかしら~って、嬉しくなりました。(*^^*) 最後に握手してさよならしましたが、またどこかでお会いしたい、爽やかで素敵な青年でした。 メキシコ旅行記・完。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.12 09:31:48
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