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★サンチャゴ巡礼と、日々の出来事
![]() 2002年から2004年にかけ、 3回に分けてスペインのサンチャゴ巡礼路を歩きました。 「巡礼アルバム」にそのときの写真があります。 (1…2002年、2…2003年、3…2004年) [全154件]
今年の読書はベトナム人禅僧ティク・ナット・ハン師の 『小説ブッダ』から始まった。 2段組で字がびっしり詰まっているものの、章が細かく分かれているので読みやすい。 ゴータマ・シッダールタの生涯と教えが物語として読める。 これはすばらしかった。 新年をすがすがしく迎えるのにふさわしい本である。 弁護士・遠藤誠さんによる『正法眼蔵随聞記』の解説書、 『道元「禅」とは何か』シリーズで飛ばしていた第3巻を読了。 これで全6巻をいちおう読み終えた。 「いまのお寺に仏教はない」とか「いまの坊主は腐りきっている」と 現代仏教を手きびしく批判している遠藤さんだが、 その例外として澤木興道老師を挙げている。 どんな人だろうと思い、澤木老師やその弟子である内山興正老師の本を 図書館で借りて片っ端から読んでいった。 すると以前読んだ『ZEN道元の生き方』の著者・角田泰隆師は 澤木老師の弟子である酒井得元師のそのまた弟子であると知る。 再読した『正法眼蔵随聞記講話』の鎌田茂雄さんも 駒沢大学で澤木老師の薫陶を受けたらしい。 道元の主著である『正法眼蔵』はとーってもむずかしいらしく、 解説書でもすらすらと読むことはできない。 いま、在家向けに『正法眼蔵』のエッセンスをまとめた 『修証義』の解説書を読んでいる。 うちは曹洞宗なので、法事のたびに『修証義』をお寺で唱和していた。 それが『正法眼蔵』の一部だなんて知らなかった! そんなふうに乱読していたら、今月の読書は 司馬遼太郎を除けばほとんどが仏教関連本になってしまった。 きょうも道元関係の本を図書館で借りてきてある。 難解だという『正法眼蔵』にもゆくゆくは挑戦してみたい。 ●1月に読んだ本 ティク・ナット・ハン 『小説ブッダ』 春秋社 トルストイ 『人はなんで生きるか』 岩波文庫 森信三 『修身教授録』 致知出版社 小池龍之介 『貧乏入門』 ディスカヴァー・トゥエンティワン エックハルト・トール 『超シンプルなさとり方』 徳間5次元文庫 遠藤誠 『道元「禅」とは何か』3 現代書館 水野弥穂子訳 『正法眼蔵随聞記』 ちくま学芸文庫 酒井得元 『沢木興道聞き書き』 講談社学術文庫 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』一〜三 文芸春秋 鎌田茂雄 『正法眼蔵随聞記講話』 講談社学術文庫 司馬遼太郎 『覇王の家』上下 新潮文庫 サティシュ・クマール 『もう殺さない〜ブッダとテロリスト』 バジリコ 内山興正 『正法眼蔵 八大人覚を味わう』 柏樹社 内山興正 『坐禅の意味と実際』 大法輪閣 A.スマナサーラ 『有意義な生き方』 サンガ 川畑のぶこ 『断捨離のすすめ』 同文舘出版 角田泰隆 『ZEN道元の生き方』 NHK出版 櫛谷宗則編 『澤木興道老師のことば』 大法輪閣 栗田勇 『道元の読み方』 祥伝社黄金文庫
年賀はがきの当選番号が発表された。 番号をチェックしながら読み直し、 変更になった住所など必要事項を書き写したら廃棄処分にする。 今年いちばん感動した年賀状には、 「時世に惑わされず、心穏やかに日常生活を送りたいと思います」 という新年の決意に、次のような「方丈記」のことばが添えられていた。 「ほど狭しといえども、夜臥す床あり。 一身を宿すに、不足なし」 「それ、三界は、ただ心一つなり (人間世界は、ただ心の持ちようしだいである)」
司馬遼太郎 『竜馬がゆく』を読み終えた。 大河ドラマが始まったこととはとくに関係ない。 昨年秋、読んでみたい司馬作品を8作ほどリストアップした。 残るはあと3作となり、その第一弾が『竜馬がゆく』。 このあと『翔ぶが如く』『坂の上の雲』と続く(予定)。 『竜馬がゆく』は世評どおりたいへんおもしろかった。 作者の創作部分もあるようだが、竜馬の快男子ぶりはじつに痛快だ。 歴史の勉強にもなった。 数ある司馬作品の中で圧倒的な人気を誇るのもうなずける。 年が改まって手帳を替えた際、 「読みたい本」のリストを古い手帳から新しい手帳へ引き継いだ。 その中で小説は、司馬作品を除けば吉川英治の『三国志』と スウェーデンのミステリー『ミレニアム』三部作のみだった。 現代小説はなぜかまったく読む気が起こらない。 以前は「この人の作品はすべて読む」と決めていた現代作家がいた。 高村薫である。 しかしそれも『晴子情歌』以降は読んでいない。 続編『新リア王』が出ても食指が伸びなかった。 ところが昨年、『太陽を曳く馬』が出て三部作が完結。 ネット上にあるドストエフスキーとの類似についての指摘や 『1Q84』との対比を読んですこぶる興味をそそられた。 せっかくだから三部作を最初から読みたい。 今年は久しぶりに高村薫に浸ってみるかもしれない。
少し早いけれど…。 ●12月に読んだ本 渡部昇一 『できる人になる生き方の習慣』 致知出版社 ジャンポルスキー&シリンシオーネ 『心のサプリメント』 講談社ランダムハウス 司馬遼太郎 『ひとびとの跫音』 中央公論新社 境野勝吾 『「論語」に学ぶ人間学』 致知出版社 鍵山秀三郎 『掃除が起こした「奇跡の力」』 講談社 遠藤誠 『道元「禅」とは何か』1、2、4〜6 現代書館 下村湖人 『青年の思索のために』 PHP研究所 中島岳志 『ガンディーからの<問い>』 NHK出版 司馬遼太郎 『花神』1、2 文芸春秋 C.S.リチャードソン 『最期の旅、きみへの道』 早川書房 アラン・カルデック 『スピリティズムによる福音』 幻冬舎ルネッサンス イグナチオ・デ・ロヨラ 『ある巡礼者の物語』 岩波文庫 今月は論語と禅とキリスト教関係が多かったような気がする。 抜群におもしろかったのは、人権派弁護士にしてアナーキストかつ仏教者だった 故・遠藤誠さんの『道元「禅」とは何か』シリーズである。 曹洞宗の開祖・道元には『正法眼蔵』という主著がある。 これはとても難解らしく、専門家でも読みこなすのはむずかしいらしい。 その点、弟子が聞き書きした『正法眼蔵随聞記』はまだわかりやすいそうだ。 その『随聞記』をさらにかみくだいた解説書がたくさん出版されている。 これまでに仏教学者が書いたもの(鎌田茂雄 『正法眼蔵随聞記講話』)と 曹洞宗の僧侶が書いたもの(角田泰隆 『ZEN道元の生き方』)の2冊を読んだ。 どちらもいい本だと思い、「手元に置く本」として残した。 けれども道元の教えを弁護士としての見聞をまじえて現代的に解釈している 遠藤版のおもしろさにはかなわない。 遠藤さん自身の生き方がすごいという魅力もある。 この本は図書館で借りたのだが(そのため貸し出し中の第3巻は未読)、 繰り返し読むために自分で買いそろえようと思う。
●11月に読んだ本 司馬遼太郎 『項羽と劉邦』上中下 新潮文庫 渡部昇一 『渋沢栄一人生百訓』 致知出版社 大内兵衛ほか 『私の読書法』 岩波新書 渡部昇一編 『四書五経一日一言』 致知出版社 渡邉美樹 『使う!「論語」』 知的生き方文庫 鍵山秀三郎 『凡事徹底』 致知出版社 サティシュ・クマール 『宇宙に融けこむエコ・ハートフルな生き方』 徳間書店 上田惇生 『ドラッカー時代を超える言葉』 ダイヤモンド社 司馬遼太郎 『空海の風景』上下 中公文庫 トーマス・マン 『魔の山』上下 新潮文庫 細川護煕 『跡無き工夫』 角川oneテーママガジン ウィル・ボウエン 『もう、不満は言わない』 サンマーク出版 ヘルマン・ヘッセ 『知と愛』 新潮文庫 舞台が山の上のサナトリウムにほぼ固定されて文庫本1500ページ近く。 『魔の山』はとにかく長かった。 もう一度読むことはあるまいと思ったが、 なぜか余韻があって本は手元に残している。 今月読んだうち、『項羽と劉邦』『知と愛』は二度目。 内容をすっかり忘れているので面白く読めたのは 喜んでいいのかどうか…。
最初は色ばかりに目がいっていた青色インク。 しかし使えば使うほど、色よりも機能性重視になってきた。 つまりインクの出、乾きやすさ、耐水性などのほうが大事になってきたのである。 となると、パイロットのレギュラーインクがすばらしい。 モンブランのブルーブラックはどうにもインクの出が悪くて脱落。 ラミーのブルーも退色するのが気になり始めた。 それと太さも好みがFからMへと変わってきた。 やっぱり太目のほうが書きやすい。 ほぼ日手帳にも無理やりMを使っている。 で、現在の布陣は次のようになった。 ●ラミー・サファリ(M)/プライベートリザーブ・DCスーパーショーブルー ●ラミー・サファリ(M)/パイロット・ブルーブラック ●ラミー・サファリ(M)/パイロット・ブルー ●ラミー・サファリ(F)/パイロット・露草 ●ラミー・サファリ(F)2本/休止中 ●ペリカン・ペリカノ(F)/ペリカン・ロイヤルブルー ●ロットリング・サーフ(F)/ウォーターマン・フロリダブルー ●ウォーターマン・クルトゥール(F)/パイロット・ブルーブラック インクの入った万年筆が現状でも7本。 多すぎるなあ…。
『空海の風景』を終え、次の司馬作品は『国盗り物語』。 でも1巻目の途中で読むのをやめた。 あまり面白くないのである。 今週は『国盗り物語』全4巻を読むつもりだったので、 代わりの本をなにか用意しなければ。 こういうときこそ「いつか読もう」と思ってなかなか手にとれなかった本の出番だ。 文庫上下1400ページに活字がびっしりでひるんでいた トーマス・マン『魔の山』を選んだ。 なぜ『国盗り物語』が合わなかったのか。 主人公・斎藤道三に魅力を感じないのである。 僧侶から還俗し、大名に成り上がるらしいが、 そもそもそういう主人公にあまり興味を感じない。 どうもわたしは、どこか求道的で、真摯で、 ストイックに生きるタイプの主人公が好きみたいだ。 たとえば『モンテ・クリスト伯』のエドモン・ダンテス、 『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンなどがそう。 大名に成り上がったところで「それがどうした?」としか感じないようでは、 戦国武将ものはきっと楽しめないだろう。 そう思って読むのをやめた。 司馬作品はあと『竜馬がゆく』『翔ぶが如く』『坂の上の雲』の 3作を読んでみたいと思っている。 『魔の山』は一度、途中で放棄した経験がある。 いつの間にか改版されて読みやすくなっていた。 3日目で上巻の終わりまできたから今回は完走できそうだ。
いま発売中の『coyote』がスペインを特集している。 目玉記事がサンチャゴ巡礼体験記だ。 買ったけどまだじっくりとは読んでいない。 読んだらきっと行きたくなる…。 水村美苗 『日本語で読むということ』に 著者が選んだ「海外長篇小説ベスト10」が紹介されている。 次のようなラインナップだ。 オースティン 『高慢と偏見』 E.ブロンテ 『嵐が丘』 C.ブロンテ 『ジェーン・エア』 スタンダール 『パルムの僧院』 オルコット 『若草物語』 ディケンズ 『デイヴィッド・カッパーフィールド』 ド・ラクロ 『危険な関係』 フローベール 『ボヴァリー夫人』 プルースト 『失われた時を求めて』 トウェイン 『ハックルベリー・フィンの冒険』 どれも少なくとも3度は読み、上位3作に関しては 「何度読んだか分からない」という。 これにならって「少なくとも3度は読んだ小説」を思い起こしてみる。 ソルジェニーツィン 『イワン・デニーソヴィチの一日』 ソルジェニーツィン 『ガン病棟』 トルストイ 『人は何で生きるか』 トルストイ 『光あるうち光の中を歩め』 リチャード・バック 『イリュージョン』 ヘッセ 『シッダールタ』 ディケンズ 『クリスマス・カロル』 これくらいしか思い浮かばない…。 『ガン病棟』以外はどれも短いものばかりだ。 一度読めばそれっきりという本が圧倒的多数を占めるなかで、 3回以上読んでいるというのはかなり愛着を感じている作品なのだろう。
●10月に読んだ本 H.ドゥオスキン 『人生を変える一番シンプルな方法』 主婦の友社 中村元訳 『ブッダの真理のことば・感興のことば』 岩波文庫 山川紘矢 『輪廻転生を信じると人生が変わる』 ダイヤモンド社 下村湖人 『論語物語』 講談社学術文庫 喰代栄一 『ポジティブ思考ではなぜ成功できないのか?』 学習研究社 藤屋伸二 『図解で学ぶドラッカー入門』 日本能率協会マネジメントセンター 鍵山秀三郎 『人間を磨く言葉』 PHP研究所 木村秋則 『すべては宇宙の采配』 東邦出版 岬龍一郎 『日本人の品格』 PHP文庫 鍵山秀三郎 『経営問答塾』 致知出版社 司馬遼太郎 『世に棲む日日』1〜4 文春文庫 一条真也 『あらゆる本が面白く読める本』 三五館 岬龍一郎訳 『新訳老子』 PHP研究所 川口雅昭編 『吉田松陰一日一話』 致知出版社 坂村真民 『坂村真民一日一話』 致知出版社 一条真也 『孔子とドラッカー』 三五館 久須本文雄 『座右版菜根譚』 講談社 モーパッサン 『モーパッサン短篇集』 ちくま文庫 神吉武司 『早起き力』 PHP研究所 去年に続いて今年も年間200冊のペースで本を読んでいる。 あと30年、毎年200冊読んだとしてもたかだか6000冊。 時間は無尽蔵にあるわけではないから、 読まなくてもいい本にむだな時間をとられないようにしたい。 小説は当面、海外の古典文学と司馬遼太郎の代表作に絞るつもり。 一時期は読書の9割がたを占めていた翻訳ミステリーを 現在はまったく読む気がしなくなってしまった。 人生で読める本は限られているということが、 ひしひしと感じられるようになってきたこと無関係ではないと思う。 読み終えた本のうち、「もう一度読むことはない」と判断したものは 即座に手放すようにしている。 これは現在進行中の「生活簡素化プロジェクト」の一環でもある。 このところずっと、「持っている物をいかに減らすか」ということが 生活上のテーマなのだ。 ・持つものを厳選し、必要最低限にする。 ・自分で管理できる以上のものは持たない。 ・買いだめをしない。 ・しまいこまず、使わないものは手放す。 これから年内いっぱい、上の原則に基づいて 自分の持ち物を見直していこうと思っている。
●9月に読んだ本 王福振編 『菜根譚』 日本能率協会マネジメントセンター チェーホフ 『チェーホフ短編集』 ちくま文庫 諸富祥彦 『生きづらい時代の幸福論』 角川oneテーマ21 中村元訳 『ブッダのことば』 岩波文庫 岬龍一郎 『人の上に立つ者の哲学』 PHP研究所 司馬遼太郎 『関ヶ原』上中下 新潮文庫 渡部昇一 『ものを考える人』 三笠書房 高田明和 『禅の言葉に学ぶ生き方』 大和書房 清水将大 『二宮金次郎に学ぶ成功哲学』 コスミック文庫 司馬遼太郎 『峠』上中下 新潮文庫 酒井雄哉 『一日一生』 朝日新書 高田明和 『〈ハッキリ脳〉の習慣術』 角川oneテーマ21 いつか読んでみたいと思っていた海外古典文学は、 『ドン・キホーテ』『白鯨』『誰がために鐘は鳴る』など数作を残して ほとんど読み終えた。 これでいまわのきわに、「ああもっと世界名作文学を読んでおけばよかった」と 後悔することはなさそうだ。 あとは興味のおもむくまま読めばいいのだが、翻訳ものは読むのにそれなりの気力がいる。 この夏は精神的にやや疲れていたため、読むのが面倒な長編にはなかなか取り組めなかった。 手ごわそうな『白鯨』などは後回しにして、 司馬遼太郎を読んでみようという気持ちが急に芽生えた。 司馬作品で読んだことがあるのは『項羽と劉邦』のみ。 このほか『空海の風景』と『坂の上の雲』は途中で挫折している。 図書館でいろいろ調べて、読んでみたい作品を8作ほどピックアップした。 その第一弾が『関ヶ原』。 やっぱり日本人作家の文章は読みやすい。 |一覧| |