名車の条件(日産フェアレディZ-G)
ここのところ非常に購入頻度の高いイグニッションモデル。最新作とゆーわけではないし、ロードカーはさほど。。。と思って集めてきてるんだがHPや各種通販サイトを見てるとやっぱり買っちまうんだな(^^ゞ幸か不幸か、ミニチャンプス至上主義者から忌み嫌われたHPIレーシングの流れをくむメーカーだけあって大半のコレクターが完全無視、またちょっとしたお小遣いの使い道からは大きく外れる昨今の価格高騰から、発売即購入しなくとも楽々手に入れることが出来るのは非常にありがたい。イグニッションモデル1/43 日産フェアレディZ-G ま~実車は今更説明の必要もいらないだろう、Gノーズ装備のフェアレディZ最上グレード240ZGに、RSワタナベの8本スポークを組み合わせたカスタムメイドを再現。ウェブサイト限定で売り出されたノーマルZGよりも、オバフェンぎりぎりのワイド感がなんともよろしい。 実は今を去ることン十年前、初めて就職した企業は自動車系部品メーカーだったんだが、配属された部署の上司がコイツに乗ってて(ワタナベホイールだったかは忘れたけど)、忘年会で熱海に行く際に運転することになった。自動車系企業なんで、宴会にバスチャーターとかゆー意識はなく、全員定時上がりで一斉スタートのキャノンボールツアーなわけ(笑)当時はAE86に乗り始めたばかりで、ZGのクソ長いノーズが非常に扱いにくくて、特に市街地で七転八倒だった記憶があるが、今考えると貴重なひと時だったんかね。このクルマのオーナーすなわち所属課長は、仕事は丸投げ、成果は独り占めで失態は全部部下のせい、の典型的なクソ上司だったが、ことこのクルマのチョイスはナイスと思った。が、海外出向に際して売っ払って、戻ってきたときには成金主義御用達の白いメルセデスになってて、あ~コイツはやっぱクソだと思ったっけか(笑) レースカーとノスタルジックカーを二本柱で進めるイグニッションモデルだが、メーカーがより力を入れるレースカーよりもノスタルジックカーのほうが人気高とゆーのは複雑な思いがあんだろーが、同価格なら版権料削られない分、利ザヤがあるんだからノスタルジックカー人気高上等なんじゃねーの?そのノスタルジックカー、今後のラインナップを見ると所謂名車路線になりそーなんだが、果たして「名車」ってどんな定義なんだろかね?まず「憧憬」と「何某かの伝説」がなきゃ絶対ダメだね。それに加えて、買えそで買えないビミョーな価格設定も必須。あの時無理すれば買えたのに買えなかった(買わなかった)後悔と憧憬と合わさることで、のちのち熟成されて名車になんじゃねーかってのが持論なんだが。だから、最初から高嶺の花のフェラーリ群なんかは名車じゃねーの、私的には(どっちかってーと銘車だ)それにディアゴだかアシェットでやってる「日本の名車」なんて単なる旧車クロニクルなんじゃねーの、と。まあ考え方は人それぞれではあるものの、そこら辺外してもらいたくねーなあ、イグニッションには。