スリー・タイムズ・ア・レディ(マツダ787B)
初雪である。 初雪っちゃあ「初雪や二の字二の字の下駄のあと」って俳句があるが、そりゃホントは「雪の朝二の字二の字の下駄のあと」ってのが正解なんだそうだが、そこら辺はまぁほっといて、真っ新な雪景色にクッキリと下駄の跡を残すが如く、ルマンの歴史に燦然と名を遺した、グループC大変革の土壇場、最後の最後のココしかないってタイミングに、持てるリソース全てをつぎ込んで優勝をもぎ取った、唯一の日本車で大会唯一のロータリーエンジン搭載車。 時の流れは物凄い速さで、もう12分の1ヵ月が過ぎようとしているが、こっちはようやっと去年の大トリ商品、である(^^ゞアイドロン1/43 マツダ787B "1991年ルマン24hウィナー"#55 フォルカー・ヴァイドラー/ジョニー・ハーバート/ベルトラン・ガショー 787Bについちゃあ、今更なんだかんだもないもんでごくごく簡単に、グループC規定大変革前の土壇場、まさにここしかないってタイミングに、持てるリソース全てをつぎ込んで優勝をもぎ取った日本車唯一の優勝車で大会唯一のロータリー優勝車ってことで。787Bは、我が家では三台目、である。イクソのはこの趣味を始めた極初期に、どう見たってオーバースケールのルーフアンテナでも当時は満足出来てたんだよなぁ。続いて今は亡きhpiレーシングが業界参入の第一弾として、他社との差別化として技術力の誇示としてエンジン再現した意欲作だが、カウルの合いがイマイチでやる気空回りの商品だった。(今思うとあれがミニカー価格高騰の分岐点だったかもしれない)とゆーことで過去の787Bは一長一短とゆーか、私的にはまったく長所のなかったシロモノだったが、それでも買っちゃってたのは、やはりレナウンカラーのルマン787B(とかウエノクリニックマクラーレンとか)はレースカーコレクターマストバイでっしゃろ?なのに及第点出せるものがないってのはフラストレーション溜りまくりで、メイクアップもそんな思いだったのか気合入りまくりのアイドロンコレクションで飾り台色違いの200台限定で、それこそ満を持しての登場、である。その分、お値段も気合入りまくりなのが玉に瑕けど。つーかショップサイドから「台座の色どっち?」って電話かけてきやがった!買うこと前提かよ(笑)まあ買うけど。年の瀬に、年いち高額商品(ハンドメイドはもうちっとお高いのもあったけどね)も、まぁ今年一年頑張って生き残ったからそのご褒美ってことで。とか「自分にご褒美」ってのは金持ちになれない人間にありがちな行動パターンなんだってな(^^ゞ言い得て妙、なり。