メシアが再び~ラブサイケデリコ(フェンダージャパン テレキャスターTL69ペイズリーレッド
いっこ前の記事で「大戦レシプロ機はやっぱメッサーかフォッケラブ」とか言っておきながら、記事内容は2機ひとまとめでまるっきし愛のない埋め草記事だったりしたのは、大戦機よりももっとラブなもんが届いちまったもんで、さっさとこのヒコーキシリーズを終わらせて、こっちをアップしたかったらなんだな、実は。フェンダージャパン テレキャスターTL69ペイズリーレッド(#JD15001042) 今年2台目、コレクション再開して通算4台目のギター(^^)vイェイ前に、ギターは杢目が命だから全面単色塗装で杢目もへったくれもないフェンダー系はちょっとねぇ。。。とか言っておきながら、ご覧のとおりフェンダー(ジャパン)である(^^ゞ きっかけはたまたま読んだネットニュース。なんとフェンダージャパンが無くなる、と(このニュースを読んだ時にはもうなくなってた)。 フェンダージャパン、その成立は多分に政治的なものであって。創始者レオ・フェンダーが離れてCBSが買収したあとのフェンダーの品質は下降線をたどり、フェンダーギターに憧れをこめて熱心に研究を重ねた日本製コピーモデルに負ける製品に成り下がったのはアメ車と日本車の関係に似ているが、クルマと違ったのはフェンダーが日本サイドに歩み寄ったことだ。コピーモデルの氾濫がフェンダーの市場を食っちまうなら、そのコピーモデルをフェンダーに取り込んじまえ、と。いわゆる暖簾分けみたいな感覚で、高品質な日本製のギターにフェンダーの銘を冠しちまったわけだ(正確にはもうちっと違うけど)これがフェンダージャパンの誕生であり、これによって我々は国産ライセンス品ではあるものの「フェンダー」のロゴのついたフェンダーギターを比較的安価に手に出来ることになったわけだ。そんなフェンダージャパンがなくなる(といっても国産フェンダーがなくなるわけではなさそうだが。。。)となりゃあなんかしら入手しとくか!と考えたときに思い至ったのが、このテレキャス。天邪鬼な性格ゆえ、万人に人気のストラトじゃあ面白くない、ここはひとつ玄人好みのテレキャスだ。ならば、あえて目いっぱい杢目云々カンケーないペイスリーレッド(かブルーフラワー)だろ、本家USAにラインアップされてなさそうだしってことで。 んじゃ赤か青どっちにするかとにらめっこして、ペイズリーは前にも持ってたことがあったんでブルーフラワーにとも考えたんだけど、やっぱサイケでヒッピーな60年代後半のあの雰囲気を醸し出してんのはペイズリー柄じゃんってことで買ってみた。しかも、杢目カンケーないから初めてネット通販で買ってみたのよ、ギタープラネットの。 本来地味なテレキャスなのにド派手でいいよね~(^^)久し振りにロイ・ブキャナンを引っ張り出して聴こうかね!