鳶が鷹を生む(トロロッソSTR11フェラーリ)
ひと昔前はそれこそ夜中にテレビ観戦してF速買ってみたいな生活だったのが、今じゃあF1事情はネットニュースで追っかけるのみ。となるとモデルカー蒐集もオシマイになるかとゆーと、敵もさる者うまくしたもんで業界が全速力で後ろ向き(笑)スパークもミニチャンプスも版権の甘くなった80年代90年代のネオレトロマシンをこれでもか!と出してくるんで、むしろ資金的にはキツいキツい(汗)。だもんで、こっちもいきおい話題にするのはネオレトロばっかになっちまう。が、じゃあ最新マシンは買ってないか?と問われればどっこいちゃんと買ってる。買ってはいるけれど、前述のよーにレースも見てなきゃF速も読んでないから語るべきストーリーを全然持ってないんでハナシとして出てこないわけだが、ちょっとしたネタがあればこうして出てくる。スパーク1/43 トロロッソSTR11フェラーリ "2016年オーストラリアGP 10位"#33 マックス・フェルスタッペン 二世ドライバー花盛りの昨今だが(なにせ参加22人中5人が二世ドライバーだ)、話題で言ったらマックス・フェルスタッペンが一等賞なのは間違いないところだろう。デビューから2年37レースで24入賞、10位までポイントが貰えるから昔よりも入賞の持つ意味が軽くなったとはいえ、入賞率6割5分はニコを除いた新参二世ドライバーのなかじゃダンチの戦績だろう(まあ、その多くは電撃移籍したレッドブルのマシンで稼いだものだけど)。それに何と言っても今後絶対誰にも破られない最年少優勝者の称号を持ってるし(それもレッドブルのマシンで、だけど)。正直、トロロッソのマシンはシャシーはともかくも去年のフェラーリエンジン積んでるっつーのが諸悪の根源。そんなマシンで4戦3入賞はこりゃドライバーのウデだろう。な~んて、まったくレース追っかけてねーから、リザルトありきで言ってんだけど(汗) まあね、正直昨シーズンF1デビューした時に、どうせヨス・フェルスタッペンの血だからな、大したことねーよと思ってたわ。世の中どう考えたって「鳶が鷹を生む」よりも「蛙の子は蛙」や「親の七光り」が大多数だろ? シューマッハの同僚という損な役割を差し引いてもトップクラスのマシンで大した戦績を残せずに一年で放出、あとは底辺チームで時々思い出したように入賞(それはそれで凄いか)。レース人生のハイライトは連続3位表彰台とかじゃなく(今回調べるまですっかり忘れてたわ)ピットイン給油時の引火炎上事件だもんな。そんな生涯ポイントたかだか17のドライバーの血が大化けするとは思わんもん、普通。 親父のミナルディPS04コスワースと。実はトロロッソよかPS04のほうがよっぽどネタありなんで、それはまた近日に。しかし親父へのリスペクトもなんもないヘルメットデザインだなぁ。なんかバイクライダーの真似みたいでパッとしねーし。