10日ほど前に会社の人からもらった招待券。
最近こういうのがよくあります。
3週続きで週末は、いただきもののチケットでコンサートを楽しむこととなりました。
ワグネル・ソサエティ・OBオーケストラ
第67回定期演奏会 (すみだトリフォニーホール)
指揮:松尾葉子 オルガン:大平健介
サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」 作品47より「バッカナール」
フォーレ 「ペレアスとメリザンド」組曲 作品80
サン=サーンス 交響詩「死の舞踏」 作品40
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サン=サーンス 交響曲第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付」
(アンコール)
マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
慶應義塾ワグネル・ソサエティーオーケストラのOBのオーケストラ。
1974年から活動していて今回が67回目。
卒業しても音楽を続けていて、組織がしっかりしていてこれだけ続いているのはすごいことだと、そういう背景からして驚いてしまいました。
アマチュアオケならではの意欲的な選曲で演奏はエネルギーに満ちていました。
偶然2週間ほど前、NHK芸術劇場でサン=サーンスの交響曲3番「オルガン付」を聴いたばかりでホールでいつかホールで聴きたいと思っていた矢先に聴くことができて導いてくださる方々には感謝です。
すみだトリフォニーホールのオルガンは、初めて聴いたような気がします。
澄み渡った音の響きとオーケストラの迫力ある演奏堪能しました。
曲の解説の冊子を見ながら、「死の舞踏」という曲の背景を知ることとなりました。
サン=サーンスが30代だった1870年、フランスとプロイセン(ドイツ)と戦争が勃発して(普仏戦争)をして、サン=サーンス自身も兵士として戦場に赴いたこと、宣戦布告したフランス自体が破れてしまったこと、ショックのなか、同名の詩から交響詩を作曲したこと。
楽団の方の伝えたいということばが書かれていてわかりやすかったです。
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すみだトリフォニーホールを出てすぐのところ、錦糸町駅へ行く途中です。
東京スカイツリーは一本道のようです。
2012年春に開業予定、高さは634mになるとのことですが、
今で3割くらいの高さなのでしょうか。
またここへ来たときにどのようになっているのか、楽しみがひとつ増えた感じがします。
「三丁目の夕日」みたいな光景をまじまじと見てしまいました。