ニュースでスコットランドの国民投票の話題が出ていました。
当たり前のように思っていたことが、いろんな背景があってのことでしょうか、
思ってもみないことが世の中で起こっているようです。
メンデルスゾーンの交響曲第3番スコットランド交響曲が
かつてのN響アワーの池辺せんせいの影響もありまして、たいへん好きで時々聴いたりします。
どんな背景で作られたかという長大な論文を書かれた、
立教大学の星野先生のものを探したことがあります。スコットランド地方のかつての地図や写真が
たくさん載っていて、図書館にこもって眺めていたこともあります。
メンデルスゾーンは早書きの曲が若いときは、確かに多いですが、
この交響曲は着想が始まってから14年かけて完成されたものと、
力説されていて、一部の曲で勝手なイメージがついてしまうのは、やはりよくないことと
強く思うものでした。その後メンデルスゾーン協会のある会合で、先生にお礼がいえて
よかったと思っています。
2月3日のメンデルスゾーンの誕生日によくこの交響曲聴いています。
終楽章は、悩ましい旋律が続きますが、最後に突然明るくなって、ハッピーエンドでおわり、
シューマンの2番の交響曲とよく似ていると思っています。
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(アーカイブ) ・・・5年前(2009年=メンデルスゾーン生誕200年)はこんなことしていました。
スコットランド交響曲の本は図書館で読まなければ・・・。 (広尾にある図書館でのこと)
http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200901270000/
ちかしオーケストラ コンサート Vol.2
http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200902020000/
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BGM: メンデルスゾーン 交響曲第3番 イ短調 Op.56 「スコットランド」 第4楽章 (リッカルド・ムーティ指揮・ニューフィルハーモニア・オーケストラ)
https://www.youtube.com/watch?v=coesHVVZKDY
BGM: メンデルスゾーン 交響曲第3番 イ短調 Op.56 「スコットランド」 第4楽章の後半 (ロジャー・ノリントン指揮 18世紀オーケストラ) (ロジャーノリントンはN響で毎年のように来日している指揮者です)
BBC Proms - Royal Albert Hall, London
Aug 25th, 2009
Orchestra of the Age of Enlightenment
Sir Roger Norrington conductor
https://www.youtube.com/watch?v=Od3WfVoGT2o