出演者が男性のみ・・・という、日本中探しても、多分ここだけだと思われるイベント。
第24回目となりました。
面識のない方にも多く聴いていただける貴重な場として、最近は重宝しています。
調律師の面々が運営しているピアノサロンということもあり、ここのスタインウェイのピアノ音はとても美しく響き、弾いていても楽しいです。
今日は、ブラームスのインテルメッツォ(間奏曲)を3つ弾きました。
Op.118の有名な曲をはずして、Op.117から2曲、Op.119から1曲弾いたことは、
珍しかったのか、熱心に聴いていただけた方が多かった感じがして、よかったです。
まだまだ不安定な感じもしますが、ここ最近のピアノの弾きこみの状態からすれば、
人前で弾いたときにどのようになるのかということがわかってよかったです。
暫く寝かしていたOp.117-3は、多くあるリタルダンドのタイミングや場面転換の持っていきかたとか、
夏に弾いたときよりははっきりしたかもしれないし、暗い曲のなかで、中間部とびきり明るくなろうと、前よりも気をつけられたのは、よかったことかもしれません。Op.117-1は、まだ弾くことで手一杯ですが、dolceの数か所は、流して弾かずにdolceだとわかってそれらしい音を出そうという気があったので、さらも弾きこめば、もっとそれなしくなると思いたいです。
この2曲は、11月中旬にホールで弾くので、今日は本当に貴重な時間となりました。
Op.119-1は、灰色の真珠・・・といわれているような音に少しでも近づけばとおもっています。
ここの出演者は、小学校高学年の男の子がベートーヴェンのソナタを弾いたり、自分よりはるかに人生の先輩がバッハのパルティータを弾いたり、今日も刺激を受けました。
珍しい曲が、かぶっていて、備忘録のために、もう一回聴きたくなりました。
BGM:ラフマニノフ 楽興の時 Op.16-5 (ピアノ:ルガンスキー)
https://www.youtube.com/watch?v=fl_Udw22tXw
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男のコンサートでは、ピアノを弾く部が、緊張の部で、二次会の懇親会が、緩和の部・・・と、
サロンのオーナーが命名しているみたいですが、いろいろな方と談笑できて、何よりでした。
余興でピアノを弾かれる方、多数いるのですが、結構すばらしい演奏も多いので、
つい聴いてしまいます。
BGM:ラヴェル ソナチネ (ピアノ:アヴデーエワ)
https://www.youtube.com/watch?v=kpLeXGYwIm8
ビールやワインを飲みながら、お惣菜をおつまみしながら、この曲を弾いてくださるかたもいらして、
ぜいたくな時間を過ごしている感じがしました。
男のコンサートが進行している休憩時間にSNSでいろいろ確認していたら、
今始まりだしたショパンコンクールで、一次予選でヤマハのピアノを選択する方が一番多かったとか。
サポートのために頑張ってワルシャワに行っているかたから、リアルタイムで情報が入ってくるのはある意味すごいことかもしれません。他のオフ会の幹事さんもすごい職場で活躍中なのだと、あらためて思い、前回ショパンコンクールの優勝者ピアニストの音源で、聴くことも、真夜中にぜいたくな時間なのかもしれません。
緩和の会も終わりに近づいたころ、月光ソナタを弾いた小学生のお母さんとは、
この会では、顔見知りになりましたが、おつまみにどうぞと、ハロウインのお菓子をいただきました。
食べるのがもったいなくなり、ポケットに入れて家に持って帰りました。
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緩和の会で、はじめて、江戸川橋のこの会場へ来た時に
男のコンサートのちらしをいただいた方と、久しぶりにお話しすることになりました。
2007年5月が、初めて男のコンサートVol。2というものに出たときのもの。
グリーグのメロディという抒情小品集の曲と、シューマンのアラベスクを弾いていたこと
わかりました。
2007年4月のものは、その1か月前にちらしをいただいた時、まだこのサロンができて、
半年くらいのときのことでした。 先週行った、体操とピアノの会の主催者と3人ででしたので、
ご縁というものは不思議なものです。そのときから8年経っても普通にお話しできることに感謝しなければと
つい思ってしまいました。
http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200705200000/
http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200704200000/