東京の近郊の街でコンサートを聴きに行ったことは、たまにあります。
たとえば、八王子のいちょうホール、小平のルネこだいら、三鷹の風のホール、青葉台のフィリアホール・・・、
立川で、コンサートは聴いたことがあったかといえば初めてかもしれません。
立川市市民会館は、たましんRISURUホールという呼び名で、駅から少し歩くのですが、何とかたどり着きました。
今日はこんな感じで、ピアノが2台ならんでいました。
中谷友美&安井耕一 ピアノ・デュオリサイタル
<プログラム>
モーツァルト 4手のためのピアノソナタ ハ長調 K.521
シューベルト 幻想曲 Op.540
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シューマン アンダンテと変奏曲 Op.46
ブラームス ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
モーツァルトの4手の連弾曲を2台で演奏され、余裕のある音の響きにうっとりし、
シューベルトの幻想曲のファンタジーな世界につれていっていただきました。
シューマンのこの2台ピアノ曲の初演はメンデルスゾーンとクララシューマンということを
はじめて知りました。絶妙な掛け合いが何とも言えませんでしたが、後半にいくにつれて難解さを
聴いて、ほとんど手を出す人がアマチュアでもいないこと、妙に納得してしまいました。
ブラームスのハイドンバリエーション、いろんなところで耳にしますが、複雑なハーモニーが美しく、
展開していくバリエーションを楽しんで聴かせていただきました。
とてもプログラムの構成がよく、聴きやすかったです。
上記4曲のなかで、演奏回数が飛びぬけて低いですが、また聴く機会があればとおもっています。
BGM: シューマン アンダンテと変奏曲 Op.46
https://www.youtube.com/watch?v=iaFMAK1iSwc
ホールを出たところの大きなツリーは、お見事でした。
おかげさまで、今日も楽しい1日になりました。ありがとうございます。