ワシは朝青龍を支持する
今場所の優勝決定戦で朝青龍が勝利した時、会場に大きな喝采が沸いた。少なくともワシには「よく頑張ったゾ!」という温かい拍手に聞こえた。ガッツポーズにしたって「そうだよ、いろんなプレッシャーをはねのけてつかんだ優勝だ、うれしいよな!」とほほえましかった。確かに「この人は格闘家なんだな」と思ったけれど、相撲だって格闘技には違いないだろう。相撲協会もマスコミも、ワシにはいじめに見えるよ。伝統だ文化だと言ったって、それを支えているのはファンだろう。時代の移り変わりによってそれが変わっていくのは当然だ。品格だなんだって、場所前の悪評をはねのけて全勝優勝した朝青龍にケチをつけているとしか思えない。マスコミ(特にテレビ)も偏った報道の仕方しかしないし。優勝後の記者会見の質問に至っては「あと何年続けますか?3年?」って、アホか。そんなこと考えながら仕事するやつにロクなやつはいない。「あなたとは違うんです」って朝青龍に代わっていってやりたかったよ。世知辛い世の中で、いいニュースが少ないんだからさ、せめて頑張った人にまず「よくやった!」って言ってあげようよ。