カテゴリ:エンターテインメント
美術についての専門的どころか基本的知識もないワタクシpiyomarimoが、ざっと1時間ほど見た展覧会の感想を書き殴ってみましょう。あ、ちがう、書き綴ってみましょう。(つい本音)
目録と記憶だけを頼りに書いているので「その絵、違う絵のことだよ!」というときは教えてくだサイ。直します。感想は的外れかも知れないけど素直な感想。これも「この絵はこう見るんですよ」と教えてくれたら幸い。(他の人のブログを読めばいいのか!でも、他力本願寺が菩提寺なんです(嘘)) 【赤い屋根、村のはずれの冬の印象(カミーユ・ピサロ)】 ほっとする景色。そんなに物寂しいってわけじゃないよ。赤が美しいからほっこりあたたかい感じさえします。油絵ぇ~。 【ルーアン大聖堂(クロード・モネ)】 ででーん!でかい!よっ!印象派!これって連作じゃなかったっけ?一枚しかないよ。 近くで観ると、案外意味不明。少し距離を取って観てみると超迫力!距離を取った方が迫力が出るっていうのが素朴に不思議。 【ポール=タン=ベッサンの外港、満潮(ジョルジュ・スーラ)】 点々だ!点描とか言う?なんか「都会の喧噪に疲れちゃったの。自然はなごむなあ。」って言っている感じ。 【水の戯れ、旅(ピエール・ボナール)】 なんかこれ好き!こんな旅ならOK!南国テイストがナイス! 【アルルのゴッホの寝室(フィンセント・ファン・ゴッホ)】 人だかりがあったから、有名な絵なんですね。うわあ、全然自然じゃない!わかんないけど、デッサン狂ってる感じ?どうしてこういう構図?理由は分からないけど、見ているとすごい不安になります。この絵を飾ろうという気にはなれません。「元気です」って真っ青な顔して言われてる感じ。 【アルルのダンスホール(フィンセント・ファン・ゴッホ)】 あ、なんかゴーガンっぽい感じ。 【サント=ヴィクトワール山(ポール・セザンヌ)】 あ、なんか観たことあるかも。セザンヌってそんなに好きって感じじゃなかったけど、この絵は好きかも。おフランスな感じ。(まあ、みんなそうなんだけど) 【黄色い積みわら(黄金色の穫り入れ)(ポール・ゴーガン)】 これもなんか観たことあるかも。絵というのはこういう美しさも表現できるのね、と思った作品。 【バティニョールのアトリエ(アンリ・ファンタン=ラトゥール)】 ひとりに視線が集中していく感じが宗教画みたい。 【スミレのブーケをつけたベルト・モリゾ(エドゥアール・マネ)】 これがチケットの絵になっていたから、これが今回の目玉なのね、と思って観ました。 …印刷じゃあ分からない!黒ってこんなにいろいろあるんだあ!びっくりしました。どうやってこういうさまざまな黒を出しているのかと思って近づいてみました。やはり、光を大切にしているんですね。でも、まごうことなき黒。あー、有名なのわかる気がします。 【ガラテア(ギュスターヴ・モロー)】 私のほうが胸あるなあ。太ももはいい勝負かも。全体としてきれいね。 【預言者リブザ(ヴィテスラフ・カレル・マチェック)】 ででーん!確かこれって一番最後の作品。最後にこれキタ!ってかんじ。荘厳な感じはしたよ。何を預言してくれたのかはわかんなかったけど。 【室内、ストランゲーデ30番地(ヴィルヘルム・ハンマースホイ)】 これは全然不安になりません。静寂?静謐?そんな言葉を思い出しました。 【未来の宗教のためのさまざまな神殿(フランソワ・ガラ)】 ・ベートーヴェンに捧げる試作のための神殿、神殿幻想、月光 ベートーヴェンの月光にこんなに明るい青はないのでは?というくらい明るく美しいコバルトブルー。ドイツな感じじゃなくて、フランスな感じ。美しい…。 ・未来の宗教のための神殿-死 この人にとっての「死」を具象化するとこうなのね。ってかんじ。 ・未来の宗教のための神殿 あ、「未来の宗教」ってそういうことじゃないのか…。 ・未来の宗教のための神殿 この人にとってこのモチーフは大切なんだね。 以上です。写真や立体作品や素描についての記述がないのは、あんまりよく観なかったから。(汗) 他にも印象に残った作品はあったんだけど、何せ覚えが悪いので一対一対応ができませんでした。覚えることより、味わうことに感覚を集中させました。美術に関して知識が希薄な分、純粋に楽しめたのかもしれません。 あと、今回驚いたのは「おフランスな感じ」に抵抗がなくなっていたことです。むしろ、好き。年を重ねたからでしょうか。直前に超美味しいフレンチ(ランチだけど)を食べたからでしょうか。(笑) 「混雑してるなあ」と思ったけれど、混雑ボード(?)では、5~10分待ち入場制限中という一番混雑していないところにマークがありました。 行って良かったです。美術館は、ひとりで行くに限りますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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