プラントハンターの夢想の日々…

昨日の朝はマイナス10℃くらいまで冷え込みました。
家の中でも暖房の無い部屋は2℃くらいまで下がりました(^_^;)

おまけに昨日今日と、一冬に何度吹くだろうかというほどの強風が吹き荒れています。
皆さんの所は大丈夫ですか？
こちらは幸いお天気はよくて日差しもしっかりあるのですが…

このところ東洋蘭は咲いてくれていますが、他のお花はネタが切れて来ましたので(笑)、
今日はまだ遠い春を夢見ながら、現在のプックリ特集です(^-^)。

簡易温室に入っているファレノプシス以外は寒い時には4、5℃まで下がるのに、今の所みんな元気に耐えていてくれます。

まずはあちゅさんからいただいたDen. ナガサキ'ヒノマル'です。

Dendrobium Nagasaki 'Hinomaru'

ご本家ではもう咲いていると言うのに、こちらではまだこの状態です。
もっともこれからのいちばん寒い時期を耐えてもらうにはこれくらいの大きさがちょうど良いのですが…(^_^;)

それから、いちばん早く咲きそうなノビル系はDen. 'ヒメジ'xセッコク。

Dendrobium 'Himeji' x moniliforme

純白のヒメジと野生種のセッコクの交配で、お花はこんなお花です。

Dendrobium 'Himeji' x moniliforme
とても香りがよく、部屋中を満たすくらいに香ります。

この種類はいちばん寒い所に置いてあるので、冷え込みの厳しそうな夜には、
蕾を痛めないように暖かい場所に移動しないといけません(>_<)。

続いてガストルキスさんところから来たクニコさん。

Dendrobium 'Kuniko'
こちらもまだ小さなプックリです。これも枯らさないように気を付けないといけません。

それから、クニコさんの片親のDen. ビクトリアレギネ。

Dendorbium victoriae-reginae
こちらはもう小さな蕾の形になってきました(^-^)。

デンドロが続きますが、次はDen. キンギアナム・シルコッキーとDen. クリソトキサムです。


Dendrobium kingianum fma. silcockii


Dendrobium chrysotoxum

こちらは夏と秋に咲いて、まだまだ蕾の伸びてきたB. ノドサ。

Brassavola nodosa

寒さには弱いとさんざん聞いているのですが、最低温度5℃にも耐えて、
今のところ蕾もシケて来ません。花弁の間からリップも覗いてきました。
頑張って欲しいところです(^-^)。

そして、何より楽しみなのがSoph. ウィッティジアーナ(ロゼア)です。

Sophronitis wittigiana

朝は冷えるのに、日中はよく窓越しの日の当たる一等地に置いてあるせいか、
まだまだ根も元気に伸びて、ようやく蕾が覗いて来ました。
元々ソフロと呼ばれていた小さな原種たちは、他の大型レリア(ソフロ)やカトレア類と違って、
シースを出さずにいきなり蕾が出てきますね(^-^)。