SPFとPA ~PAにも注目を!
前回は、UV-AとUV-Bについて、軽く触れました。そこでは、UV-Aは、細胞内のDNA(遺伝子)を害する作用を有し、ガン細胞の発生の原因となり、UV-Bは、お肌の真皮層まで届き、角化細胞にダメージをきたして、色素細胞(メラニン)を活性化し、シワやシミの要因なることをご紹介しました。今回は、UVクリームに明示されている、SPFやPAについて、触れていきたいと思います。SPFとは、UV-Bに関する防御・抑制基準です。対して、PAとは、UV-Aに関するものです。SPF(Sun Protector Factor)とは、MEDという指標に基づいて、UV-Bを浴びることで日焼けの症状である「紅斑」が生じるまでの時間と、日焼け止めであるUVクリームを塗布して「紅斑」が生じる時間の比較を数値化したものです。簡単に表現すれば、「日焼け防止効果の倍率」を数値で示したもの、と言われています。具体的にご説明しますと、UVクリームを使用しない場合、【20分】で日焼けの症状である「紅斑」が生じる人をに、UVクリームを使用した場合、「紅斑」が生じるのに、【60分】掛かったとすると、SPFは【3】と表示するものです。つまり、SPF3とは、日焼けをするのに、UVクリームを塗布すれば、塗布しない場合より、3倍の時間が掛かるということです。SPF10なら、20分×10→200分=3時間20分、紫外線をカットできるということです。同様にSPF30なら、20分×30→600分=10時間効果がありますよ、ということです。ただ、UVクリームの量が少ないと、当然十分な効果は発揮されません。SPFの基準は、1平方センチメートル(1cm×1cm)のお肌に、2mgを塗布した場合の数値ですので、この量より少ないと、効果が小さくなる、ということです。欧米人の女性の顔の皮膚表面積の平均が、380平方センチメートルという数字を使うと、顔だけで760mgが必要。首を入れると、1100mg程度が必要です。【1000mg=1g】なので、1回につき、約1gちょっとの量が必要で、UVクリーム30gの内容量では、1ヶ月弱ほどで使い切らないといけないということですね。顔や首以外に塗布するとなると、さらに多くの量が必要です。汗でクリームが流れることを考えて、1日数回塗布しなければいけないことを考えると…。意外と、大変ですよね。ただし、紫外線を浴びる環境の違いで、SPFの違うクリームを使い分けることが大事で、上記の量は、あくまでSPFの効果を考慮しての一つの基準に過ぎません。紫外線による日焼けやシミ・シワを防ぐために気をつけなければいけない基準値は、SPFだけでなく、PA(Protection grade of UVA)も、気にしなければいけません。PAについては、正確な評価法が確立している訳ではないようです言わずもがなですが、PAは、「+」で表示され、「+」(ワンプラス)、「++」(ツープラス)、「+++」(スリープラス)の三段階で表されます。日本の基準なので、海外ブランドのクリームには明記されていない場合があります。美白に注目すれば、特にPAを注視しなければいけません。シミやシワは、勘弁してほしいですもんね。意外と、その意識が薄いように、女性の皆さんとお話しをして気づかされることです。SPFの数値は、よく気にされているようですけどね。当然、SPFも大事ですよ。紫外線を浴びる時間や状況によって、UVクリームを使い分け、お肌の負担をかけすぎないスキンケアを心掛けましょう!◇参照 AC-11配合の究極のUVクリーム◇参照 紫外線の恐怖スキンケアには、クレンジング・洗顔が肝心です。だから、スキンケアができるクレンジングオイル。試してみて下さいね。◇参照 クレンジングオイルの常識をくつがえす、驚きのオイル◇参照 アルガンオイルとは『モロッコの涙』のサンプルをご提供させて頂きます。送料無料です。つまり、まったくご負担なく、『モロッコの涙』をお試し頂けます。下記の「無料サンプル希望」をクリックください。メールソフトが起動しますので、本文は何もお書きにならず、空メールで送信ください。当方より、返信のメールをさせて頂きます。ご要望をお待ち申し上げております。 ◆無料サンプル希望◆「お問合せ」の場合は、左記をクリックください。→お問合せ海洋深層水マハロ『お水のお店』代 表 綱 木 友 克 Twitterブログパーツ