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カテゴリ:本・コミック
少し前、ベストセラーとして話題になって
気になっていたので、買って、 読みました。 『生物と無生物のあいだ』 もこもこと自力で動くことが出来れば、生物か? 子供を生んで子孫を残すことが出来れば、生物か? アメーバのように分裂して自己複製できれば、生物か? 子供の頃から、何となく疑問に思っていましたが、 この本によって、一つの答え、 というか定義を得ることが出来ました。 全く予想外の定義で驚きましたが、 納得もしました。 この本の前半では、 筆者の研究環境を描写が多くて、 いったいいつ生物に関する話が出てくるのかと、 若干いらだちを覚えながら読み進めると、 後半一気にその研究内容、 特にタンパク質の分析(?)に関する解説が どどーっ続いて圧倒されますが、 非常に読みやすくて面白かったです。 まさに、知的好奇心が満たされました。 最後、この研究の続きがどうなっていくのか、 どうなっているのか、気になります。 続編って出ないのでしょうか? そして、 エピローグがありました。 なぜか、涙が出ました。 感動を覚えました。 そんな、一冊でした。 時々、また読み返してみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.02 02:30:24
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