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井坂幸太郎の2008年代表作の小説
『ゴールデンスランバー』
が、早くも映画化されました。

今年の冬には各地で試写会もあるようです。

推理小説のヒットメーカーの井坂幸太郎さんですが、
映画に関しては、
どうもあんまりHITがないような気がします。


小説『チルドレン』はとっても面白かった。
複数のストーリーが緻密に絡み合っている、
あの独特の伊坂ワールドを楽しむことができました。

でも、映画版『チルドレン』は小説の中の
一部のストーリーだけを抜き出して、
さらにオリジナルテイストを付け足したものだから、
何がなんだか意味不明な感じでした。
ヤマなしオチなしって感じ。


『アヒルと鴨のコインロッカー』の小説も面白かった。

気持ちよくだまされたっていう爽快感があった。
そしてこの映画版、これは良かった。
小説版に厳密に沿っていた。
味わいもほとんど同じで安心しました。
この映画の監督が中村義洋さん。

そう、今回の『ゴールデンスランバー』の監督も
中村義洋さん！
これは期待できそうですよ(^^)

なお、脇役で、吉岡秀隆さんも出演されます。
Dr.コトーをやっていた、演技派。
これだけでもいい映画決定！

公式サイトもありますね。
http://www.golden-slumber.jp/



■チルドレン



■アヒルと鴨のコインロッカー



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