2006年4月13日深夜に近く、ちいさな命が舞い込んできました。
事の起こりは息子からの電話。
閉店した商店街の店舗前に積み上げられたダンボール箱。その上にへその緒ついた赤ちゃん猫が置かれてたのです。
当時、息子夫婦が住むマンションは生き物と同居できない。
困り果てた息子夫婦が、私んとこに相談電話。
夜間はまだ肌寒い。
とてもこのまま放置できない...病気のチャッピくんのことあるけど、そんなこと考える余裕もなくか細い命を受け入れることになったのです。
こうして"さくら"ちゃんは我が家の一員となりました。
受け入れた翌日、病院で診ていただいて世話のアドバイスも。
母乳を充分に与えられてない不安もあったけど、そんな不安を吹き飛ばすほど大きな泣き声でミルクを要求します。
このまま無事に育ってくれるかも...
4月17日の未明"さくら"ちゃんがぐったりしてるの気付きました。
急いで病院に運び処置していただきましたが、いったん持ち直したものの、結局帰らぬ子に。
実質たった4日間の家族...
なのに今も変わらず私たち夫婦の心に残ってます。
"さくら"ちゃんの残してくれたものはとても重い。
毎年、お盆に迎え火たくとすっ飛んで帰ってきてくれます。 |