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カテゴリ:ニュース・時事
沖縄米軍基地への配備と日本各地での飛行訓練に
不安、懸念がいわれています。V-22はアメリカの 軍用機で 「V-22はアメリカ合衆国のベル・ヘリコプター社と ボーイング・バートル(現ボーイング・ロータークラ フト・システムズ)社が共同で開発した軍用機であり、 回転翼の角度が変更できるティルトローター方式の垂直 離着陸機である。 本機の愛称であるオスプレイ(Osprey、オスプリー、 オスプレィ)は猛禽類のタカの一種である「ミサゴ」の ことである。」ウィキペディア メカ的には、ヘリコプターの機動性と飛行機のスピード を併せ持った構造です。これにより特殊部隊の派遣、展開、 回収にとても有効な乗り物となっています。 その欠点は? 普通の飛行機は、エンジンの推力で時速300km前後 以上のスピードを保ち、大きな羽でベルヌーイの定理に よる揚力を得て飛んでいます。つまりある程度速いスピ ードを保っていると、たとえエンジンが故障しても羽の 揚力で飛び続け着陸することができます。 しかし、オスプレイは、巨大なプロペラがあるので普通の 飛行機のように着陸することができません。プロペラを 上の方に向けていないと地面と接触してしまいます。 当然、スピードが遅くなります。 また訓練では、飛行機モードからヘリコプターモードへ 切り替えてプロペラを真上に向けて垂直に着陸する場合も あります。 これがもっとも危険です。 垂直に近いほど当然スピードは遅くなり、羽による 揚力はほとんど無いので万一トラブルが起きると垂直に近い角度で 墜落してしてしまいます。普通のヘリコプターでもよく落ちて 死んでいるのと同じですね。 以上のような原理で、V-22は、とても優れた運動性能を 有していますが、エンジントラブルなどの時には墜落、死亡の 割合がどうしても高くなってしまうのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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