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カテゴリ:本
祝ノーベル賞!
TBSの金曜ドラマ「私を離さないで」を 見ています。現在、NHKの「真田丸」以外の ドラマで唯一のお気に入りドラマという印象です。 世間では、視聴率がイマイチのようですが。 個人的には高評価で、かなり楽しんでいます。
初めのころは、あまりにも突拍子のない独特の 世界観(いずれ臓器提供者となる運命の子供たち を閉鎖された学園で教育している。そして彼らは クローン。)に違和感を感じましたが。話が進む につれ雰囲気に慣れて、出演者たちの演技力の高 さに魅了されていきました。綾瀬はるか、 水川あさみ、三浦春馬という演技力のある人たち が、ややパラレルワールド的な独特のストーリー の中で存分に存在感を放っています。 クローン人間、臓器提供、シェアハウスといった 普通ではあり得ない個性の強い脚本ですので、 演技力が無ければとても見られたものにならない であろう作品ですが。綾瀬さん筆頭に、鋭いセリフ 回しと表情の演技で、レベルの高いドラマに出来 上がっています。 ドラマを見ていると、原作本も読みたいという 欲求に駆られて小説を読み始めました。 割と分厚い長編です。ドラマと原作は、基本的な ストーリーこそほぼ同じですが。その雰囲気は かなり違います。小説では、テレビのような 強い演出は必要ないので、かなり静かに淡々と 進んでいきます。主人公のキャッシー (綾瀬さんのキャラ)の完全な一人称回想と いう展開になっています。 ドラマは、もうすぐ起承転結の結の部分へと 入っていきそうですが。読んでいる小説は、 まだ転に入ったところです。 こうやってドラマと小説をシンクロ的に味わう のも面白いものですね。 本・書籍 ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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