人生はカウントダウン

【琵琶湖一周４ｔｈアタック（彦根～堅田）2008.12.13】

　夜明け前に自宅を出発、途中でシカ２頭と遭遇し、気をよくしながら第１日目のスタート地である、堅田の道の駅「びわ湖大橋米プラザ」に駐車しました。

　ＪＲ湖西線の堅田駅から乗車し、山科駅で東海道本線に乗り換え、前回の到着地点の彦根駅で下車します。

　前回は、夜の到着で彦根城はライトアップされていましたが、今回は快晴で気持ちの良い早朝のスタートでした。


「彦根城」

　彦根駅から彦根城に向かい歩きます。お城はそんなに期待していませんでしたが、堀に囲まれてきれいに整備されており、すっかり観光気分に浸りながら歩けました。落ち着いた、いい町並みです。


「ひこにゃん」

　彦根といえば、彦根城とゆるキャラの「ひこにゃん」です。町にも、お城にもひこにゃんののぼりが立っていますし。お店のショーウインドーにも、カワイイひこにゃん人形が飾ってあったりします。


「多景島」

　彦根城を後にし、湖沿いの気持ちいい道を歩きます。遠くの沖に多景島が、手前にはスズガモが休んでいるのが見えます。天気も快晴、水もきれいで気持ちい～
　

「石寺の松並木」

　南下していくと、クロマツの並木で有名な石寺を通ります。年を経た太い松が湖岸に並びます。


「湖の辺の道」

　彦根市内の「湖の辺の道」は、ほかと比べると整備されているような気がします。遊具のある公園の脇をとおったり、このような散歩道らしい木立の中を歩くコースもあります。


「近江湖（うみ）の辺の道の掲示」

　近江舞子から近江八幡を結ぶ「近江湖の辺の道」は、ところどころ快適な道はあるのですが、荒れた区間もあるのが残念です。


「愛知川の土手」

　「湖の辺の道」を全面的に信じて歩くと、新海浜でいきなり愛知川の堤防に当ったりと失敗もします。大きく迂回して、湖周道路まで戻ることを余儀なくされ、右手に見える土手の道を歩きました。


「カエデのトンネル」

　よい時期を過ぎたとはいえ、快晴の中、きれいに色づいたカエデは見事です。


伊崎国有林カワウとの共生

　沖島の向いは伊崎でカワウと共生するための実験をしています。鵜飼の鵜（う）として有名な役に立っている鳥ですが、害鳥として嫌われてもいるようです。


「長命寺への道」

　「湖の辺の道」の終点である休暇村近江八幡までの道はとても静か。長命寺に近いこの辺りも、いい感じに紅葉していました。


「沖島全景」

　長命寺から更に南下して初めて、今まで近すぎて一部しかみえなかった沖島の全景がはるかに見えるようになります。島の左下側に見える白いところが人家です。


「かなたに琵琶湖大橋が」

　野洲川付近まできて、やっと遠くに琵琶湖大橋の姿が見えました。見えてからもかなりの距離がありました。ここがふんばりどころです。


「琵琶湖大橋」

　目的地の到着は、いつもどおりに暗くなってから。真っ暗な琵琶湖の上に架かる琵琶湖大橋をとぼとぼ歩き、車を駐車した道の駅に戻り、帰途につきました。

　今回のアタックで、琵琶湖の大部分を占める、琵琶湖大橋より北側はすべて踏破しました。残りはあと１回で、なんとか完走できるかな。

　同時に、今回でＪＲ西日本の東海道線、湖西線、北陸本線を利用して、鉄道で琵琶湖を一周したことになります。歩いたところを電車できいくプチ鉄道旅行もいいものです。