2009.12月~2010.1月検査結果ひめは、甲状腺機能低下症と診断される半年前、 健康診断で 総コレステロール値、ヘマクトリット値が要観察でした。 おそらく、既にこの病気が影響していたのであろう推測されます。 ここでは、主にこの2項目の数値と、 甲状腺ホルモンの値 T4、FT4、TSHの数値を記載します。 * 甲状腺ホルモンの検査は、外注の専門機関に依頼しています。 また、代謝が上がっていることを確認するバロメーターのひとつ 体重、 (食事量を変えずに観察。代謝が上がってくると、ある程度まで体重が減る) 上記の検査結果によって決まる薬 ホルモン剤(チラーヂンS)の量、 その時々の様子、体調の変化などについても記録していきます。 ● 2009年6月11日 通常の健康診断時 総コレステロール値 450mg/dl 高値 ( 参考基準値 111~312mg/dl ) ヘマトクリット値 35.5 % 低値 ( 参考基準値 37~55 % ) 体重 22.50kg ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ● 2009年12月21日 初めての甲状腺ホルモン等の検査 総コレステロール値 582mg/dl 前回との比較 ↑ 高値 ( 参考基準値 111~312mg/dl ) ヘマトクリット値 31.4 % 前回との比較 ↓ 低値 ( 参考基準値 37~55 % ) 体重 21.85kg 前回との比較 ↓ -------------------------------------------------------------------------------- ◆甲状腺ホルモン関連 T4(サイロキシン) 0.3未満 μg/dl 低値 (参考値 1.1~3.6) FT4(遊離サイロキシン) 0.5 ng/dl 低値 (参考値 0.9~2.6) TSH(甲状腺刺激ホルモン) 0.60ng/ml 高値 (参考値 0.08~0.32) T4、FT4 共に低過ぎ。 特に T4 0.3未満 は 測定不能な意味を表すらしい。 ほとんど自力で作れていないという数値。 脳からの指令を示す数値 TSH は高過ぎ。 つまり脳が指令出しても甲状腺ホルモンが出てこないため、更に指令が出ている状態。 この時点で左右対称の脱毛が顕著だったため、これらのデータと合わせて 間違いなく 甲状腺機能低下症と診断される。 ○12月25日 ホルモン剤 服用開始 チラーヂンS 50mg 2錠/日 ( 朝晩 各1錠 ) * 初めてのホルモン剤の影響度が解らないため(個体差大)、 ひめにとって負担にならぬよう極めて微量な量からスタート 12月初めころから、妙なゲップが気になっていた。 空腹時でも大きなゲップ。非常に臭く、いつもと違うような気がしていた。 先生からは、特に胃薬などの治療はせず、まずはホルモン剤だけで様子を見るようにとの指示。 飲み始めて2日目以降、ゲップがぴたりと止まった。ビックリした。 代謝の悪さは、あらゆることに影響していたと思われる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ● 2010年1月8日 年明け最初の診察(検査なし) 体重 21.25kg 前回との比較 ↓ ○ ホルモン剤 増量 年末から服用している50mgで大きな副作用が見られないため、順調に増量できる。 チラーヂンS 100mg 2錠/日 ( 朝晩 各1錠 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ● 2010年1月13日 ホルモン剤服用してから初めての検査 総コレステロール値 376mg/dl 前回との比較 ↓ 高値 ( 参考基準値 111~312mg/dl ) ヘマトクリット値 検査なし 体重 21.05kg 前回との比較 ↓ -------------------------------------------------------------------------------- ◆甲状腺ホルモン関連 T4(サイロキシン) 2.0μg/dl 前回との比較 ↑ 参考値内 (参考値 1.1~3.6) FT4(遊離サイロキシン) 1.4ng/dl 前回との比較 ↑ 参考値内 (参考値 0.9~2.6) TSH(甲状腺刺激ホルモン) 0.55ng/ml 前回との比較 ↓ 高値 (参考値 0.08~0.32) ホルモン剤を服用した効果が見られホッとする。 コレステロール値は、まだ高値ながらも大幅に下がった。 肝心の T4、TS4 は、 まだ低めながらも 共に参考基準値内にアップした。 甲状腺ホルモンが入ってきたことで、脳からの指令 TSH も若干下がる。 この頃、見た目にも、シッポの毛が極端に脱毛していた。 お尻周りは、ほんの少し産毛のような毛が生えてきていたが、シッポは見る見るうちに細くなっていた。 顔の表情も更に元気なくなっていたように思う。 身体のだるさ、状態の悪さはピークだったのではないか?と先生のお話。 年末から、少量でもホルモン剤を飲んでいてこの状態。 これがもし気づかずに、年越していたら? 治療せずに過ごしてしまっていたら? そう思うと怖くなる。 治療が始められて よかった とつくづく思った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ● 2010年1月27日 検査 総コレステロール値 289mg/dl 前回との比較 ↓ 参考値内 ( 参考基準値 111~312mg/dl ) ヘマトクリット値 37.3 % 前回との比較 ↑ 参考値内 ( 参考基準値 37~55 % ) 体重 20.95kg 前回との比較 ↓ -------------------------------------------------------------------------------- ◆甲状腺ホルモン関連 T4(サイロキシン) 2.3μg/dl 前回との比較 ↑ 参考値内 (参考値 1.1~3.6) FT4(遊離サイロキシン) 1.6ng/dl 前回との比較 ↑ 参考値内 (参考値 0.9~2.6) TSH(甲状腺刺激ホルモン) 0.50ng/ml 前回との比較 ↓ 高値 (参考値 0.08~0.32) コレステロール値は順調に下がって参考基準値内になった。 貧血の具合 ヘマトクリット値も改善されてきた。 まだ低めの数値ながらもギリギリ参考基準値。 できればもう少し数値がアップすることが望ましいとのこと。 T4、FT4 は、かなりよくなっている。 よかった。 |